審判ミスから「最後の18秒」再試合、欧州女子サッカーで珍事

　

　［９日　ロイター］ – 先週４日に行われたサッカーのＵ─１９（１９歳以下）女子欧州選手権予選、イングランド対ノルウェー戦が９日、最後の１８秒だけやり直した。
　これは、欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）が４日の試合を担当した審判にミスがあったと認定したため。
　４日の試合はノルウェーが２─１で勝利。イングランドは後半アディショナルタイムにＰＫを獲得し、リア・ウィリアムソンがゴールを決めた。しかし、審判はボールが蹴られる前にイングランドの選手がペナルティーエリア内に入ったとして得点を取り消し、ノルウェーに間接ＦＫを与えた。
　ルール上では、得点を認めなかったのは正しいものの、イングランドにＰＫのやり直しを命じるべきで、相手チームに間接ＦＫを与えるべきではなかった。
　９日の試合ではウィリアムソンがＰＫを決め、得点が認められて２─２の結果となった。これにより、イングランドは予選を通過した。