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尖閣問題で中国機の飛行増加、空自パイロットの疲労増大―米メディア
2015年3月10日、中国紙・参考消息(電子版)は、尖閣諸島の領有権問題で中国機の飛行が増加し、航空自衛隊のパイロットが疲弊していると伝えた。
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ブルームバーグによると、航空自衛隊那覇基地の南西航空混成団は13年度、過去最も多い402回の緊急発進(スクランブル)を記録した。同基地から1日1回以上のペースで戦闘機が出動している。中国と日本の空軍兵力の差は8対1。中国のパイロットは日本に比べて経験不足だが、中国側の兵力増強により、一触即発の危機が増大している。
また、同基地の空軍指令は「スクランブル回数はほぼ毎日。一個飛行隊で400回以上のスクランブルはあまりに異常。負担が非常に大きい」と説明する。自衛隊機の緊急発進数は14年12月までの9カ月間で744回。海上自衛隊出身者は「中国機は空自の防衛データを集めているのではないか」と話している。(翻訳・編集/大宮)
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上原健二
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