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新MacBook Airは問題児なのか?アップルが描くPCの未来とは
日本時間3月10日未明に発表された、新MacBook。12インチのRetinaディスプレイ、13.1mmという薄さ、920gという軽さ。シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色展開。感圧式のトラックパッド。そしてUSB/ディスプレイ/HDMI/VGA/電源を1つの端子でまかなえる“USB-C”端子の搭載。すべてが新しいMacBookとなっている。
Retinaディスプレイと薄さ、軽さに関しては、MacBook Airを凌駕しているが、ある程度予想できる範囲ではある。一番驚いたのは、USB-C端子だ。
先ほども書いたとおり、USB-CはUSB/ディスプレイ/HDMI/VGA/電源を1つの端子でまかなえる新規格。そして、コネクタの上下の区別がなく、どちらから差してもOKという点が挙げられる。このUSB-C自体は一般的な規格のため、新MacBookだけではなく他のPCにも今後搭載されていくと予想される。
新MacBookの驚きは、このUSB-C端子1つしか外部接続端子がないということだ。
■ ひとつしかないUSB-C端子から見えるPCの未来
USB-C端子しかないため、ACアダプタで充電をすると、ほかに何も接続できない。新MacBookに給電しながら、外部ディスプレイに接続することもできないし、iPhoneへの充電も行えないということだ。
なぜこのような仕様になったのだろうか。本体の薄さ、軽さを実現するために不要なポートは極限まで排除したかったのかもしれない。公式には「ワイヤレスな世界のため」と解説されている。
Wi-FiとBluetoothですべての周辺機器と接続できる世界を、新MacBookで実現しようとしているのだ。その考え方はアップルらしいと思えるものだ。これまでもDVDドライブを排除するといったことを行ってきた。当初は不便だと思ったものだが、今や音楽や動画、ソフトはインターネットからダウンロードするのが当たり前の時代になった。
アップルは、ちょっと先の未来を見ているといってもいいだろう。しかしUSB-C端子1つだけというのは、実に不便だと思う。同時にいくつも周辺機器を接続できないのは、メインマシンとして使うにはいささか不安だ。
アップルからはUSB-C端子を拡張するためのマルチアダプタ『USB-C Digital AV Multiportアダプタ』(9,500円税別)が発売される。…