朝・昼・夜、ちょい足しメニューでお肌が変わる!?食生活のプチ工夫3つ

　

　豊かな食に恵まれている日本。しかしその一方で、美肌に必要な栄養はおろか、厚生労働省が定める栄養素を満たしている人は案外少ないんだとか。理想的な栄養を摂取するためには、「ちょい足し」、「メニューの調整」、「定番具材を毎日食べる習慣」といった、食生活の意識を高めることが重要なようですよ。
　
　■現代人は栄養素が足りていない…!?
　

　厚生労働省によって定められた「日本人の食事摂取基準」では、炭水化物や食物繊維、ビタミン類に至るまで摂取量が細かく設定されています。しかし、この目標値を日常生活でクリアするのはなかなか大変。

　

　個人差はあるものの、現代人は動物性たんぱく質や脂質の摂取量が増え、炭水化物や食物繊維、ビタミンやミネラルの摂取量が減っているのだとか。食物繊維やミネラルの不足が続くと、免疫力の低下や、生活習慣病にも繋がりやすくなるため、毎日のちょい足しメニューで栄養バランスを整えましょう！
　

■3度の食事で栄養を補う！朝・昼・夜にやるべき工夫
　朝→コーヒーをカフェオレに。ミルクをちょい足し
　

　目覚めの一杯にコーヒーを飲む習慣がある人におすすめなのが、ブラックコーヒーでは無くて、カフェオレにしてみて。そうすることで無理なく牛乳を100ccほど飲むことができます。紅茶派の場合も、ミルクティーにして、カルシウムを摂りましょう。

　昼→パスタじゃなくカレーでタンパク質やビタミンを補給
　

　ランチタイムに何を食べようか悩んだときは、メニューに含まれている野菜やたんぱく質の量で決めるのもひとつの手。例えば、パスタよりもカレーの方が牛肉などが含まれている分、たんぱく質の量が多いはず。そんな風に、食材を主にして考えることで栄養素の摂れ方は変わってきます。

　夜→サラダにアボカドを乗せて栄養素の不足をカバー
　

　アボカドは「森のバター」と言われ、栄養価が高いことで知られています。カロテンやカリウム、ビタミンC、E、B郡などが豊富に含まれ、どんなサラダにも相性がいいので、夜ご飯のサラダにアボカドをトッピングして、日々の栄養素の不足をカバーできるかもしれません。

　

　
　ちょっとした工夫を身につけて、栄養素を効率良く摂りたいものですね。

　

　
　（前田紀至子）