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桜を見たらさっさとお店へ!? 今年のお花見は「別バラ族」が出現
そろそろ桜の開花が気になる季節。日本気象協会によると、本日3月23日に東京でソメイヨシノが開花したと発表され、ついにお花見シーズンに突入する。
昨年は“ひとりお花見”や、パソコンなどで見るだけの“エアお花見”などが話題になったが、今年の花見はどんな傾向だろうか。
そこで、今回はホットペッパーグルメリサーチセンターが全国20代~30代男女1,000人を対象に行った「2015年春の歓送迎会・お花見についての調査」の結果を元に、2015年のお花見動向について紹介する。
■桜ではなく交流を重視する“花より団子派”が大多数!
お花見に「参加するにあたって、花と団子(食事)どちらを重視していますか?」という問いに対して、76.5%の人が「団子」を選んだ。
また、「お花見に求めるものはどちらですか?」と聞いてみたところ、約20%もの人が「屋外でのお花見を短縮し、室内の飲食店での宴会」を希望している結果となった。
お花見というと、桜の下でお酒を飲みながらおつまみも……というのが一般的なイメージだが、最近では、お花見はお花見で楽しみ、食事はゆっくりと屋内で楽しむという、“花”と“団子(食事)”を分けて考える“別バラ族”が出現している。
■企業ではお花見を兼ねた“部ランチ花見”がトレンドに
ついで、「会社でお花見を兼ねたランチをしたことがある・したいと思いますか?」と質問してみると、約60%の人が「ある・したいと思う」と回答した。部内でランチを兼ねて、気軽にお花見をする“部ランチ花見”が今後のトレンドとなりそうだ。
■景気アップで予算もアップ? お花見にかける金額は
また、2015年春の歓送迎会・花見への参加回数の見込みについても聞いてみると、「増加派(大きく増えそう・やや増えそう)」と答えた人が11.1%、「減少派(大きく減りそう・やや減りそう)」2.5%を大きく上回り、昨年に引き続き増加傾向にあることが分かった。
景気の上昇に伴い、交流の場としてのお花見への参加傾向やお花見に割く予算が増加したと考えられる。
お花見の想定金額については、前年の実績と今年の想定金額ともに2,000円未満が最多だったが、想定支出金額はプラス55円と増加の見込みとなった。
大勢で宴会をしたり、散歩がてら桜を観賞したりとお花見にも様々なスタイルがある。今年は自分なりのスタイルで桜を楽しんでみてはいかがだろうか。