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橋本環奈、『暗殺教室』で試行錯誤 特殊な撮影で活かされた“アイドル経験”

 橋本環奈、『暗殺教室』で試行錯誤 特殊な撮影で活かされた“アイドル経験”

 「週刊少年ジャンプ」で連載中の超人気コミックを実写化した映画『暗殺教室』が3月21日より公開となった。ドラマでの活躍も相次ぐHey!Say!JUMP!の山田涼介が主演を務めることや、謎の多い超生物である教師・殺センセーの映像化などで公開前から話題を呼んでいたが、このたび、劇中で自律思考固定砲台、通称・律を演じた橋本環奈へ作品への思いなどを伺った。
 
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  当初から「作品の大ファンでした」と語る橋本。刊行中の単行本すべてを持っているほどだというが、出演が決まった嬉しさの反面、好きな作品だからこその不安や戸惑いもわずかながらにあったようだ。
 
  「初めにお声がけ頂いた時は“誰の役になるんだろう?”と楽しみにしていて。3年E組の誰になるかとぼんやり想像していましたが、“律”になるとは思わなかったので正直びっくりしました(笑)。ただ、キャラ作りにはちょっと不安があったというか、私も含めて読者の方それぞれの思う“律”のイメージがあるだろうから、どうしようかと自分なりに考えました」。
 
  今回、橋本が演じる“律”は劇中でも異例の役柄である。あるきっかけで担任となった殺センセー率いる3年E組の転校生として登場するのだが、姿形は人間であるものの、兵器であるという設定。当初は単なる機械として淡々と台詞を吐き出すが、徐々にクラスメイトたちと打ち解けていく。教室にいながらにして“モニターの中に住む少女”という役柄をどう演じたのか、撮影当時のエピソードを振り返ってもらった。 「実は、クラスメイトのみんなとは一緒になれなかったんです。合成用のグリーンバックを背に、スタッフさんに囲まれながら演技をするのもなかなかない経験で大変でした」と明かしつつ、「既に撮影の終わっていたシーンを観ながら演技を進める方法で、モニターに映るみんなの目線をふまえて顔を動かしたり、普段ではなかなか味わえないほど想像力が試される現場でした」と独特な撮影ゆえの苦労を語る。
 
  「演技する中ではアイドルとしてステージに立つ経験も活かされて、みんなに語りかけるシーンではファンの人たちとのやり取りを想像していました。いざ終わってみたら“もう終わり”と言いたくなるほどあっという間でしたね」と話す橋本。たった一人の撮影については、「正直、寂しさもちょっとだけありました」と胸中を吐露する場面も。
 
  最後に、本作の公開を待ち望んでいた人たちへのメッセージをいただいた。…

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