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気を引き締めるレアル監督「これからは生きるか死ぬかの試合」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は28日、リーガ第34節アルメリア戦の前日記者会見でリーガ優勝の可能性について言及した。
アルメリアとの試合後、セビージャ戦とバレンシア戦に臨み、間にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ユベントス戦と言うハードスケジュールに対してアンチェロッティ監督は「とても困難な試合だけど乗り越えられる自信はある。負傷者も近々復帰するし、チームはフレッシュ」と、ポジティブな見解を出した。
ホームで対戦するアルメリア戦は一見安易な試合と予想されるが「これからは全チームにとって生きるか死ぬかの試合。同じく重要で困難な試合になるだろう」と、気を引き締めた。
マドリーとバルセロナが第38節まで全試合に勝った場合、リーガ優勝は最終節のアトレティコ対バルサに委ねられるが、アトレティコが本気でプレーしない可能性について訊かれた際「バルサに勝とうとするだろう。プロフェッショナルで真剣なチームだ。勝利を必要としていなくてもアトレティコやシメオネ監督に迷いは無い」と、同チームのプロ精神を語った。
なお再びスタメンとなる絶好調のFWチチャリートを所有者のマンチェスター・ユナイテッドから獲得する可能性については「シーズンが終わってから検討する」と、明らかにせず「彼のシーズン中のプロ精神はとても気に入った。チャンスを与えられた時は期待に応えた。私にとって準備が常にできている選手はとてもポジティブだ」と、同選手を称えた。
また、チチャリートの2得点で逆転勝利した26日のセルタ戦ではS・ラモス、ペペ、ヴァランと、3人のセンターバックを起用したことに関しては「3人のCBを起用したけどバックは4人だったし同じシステムだった。セルタは4人のフォワードで攻めていたから後ろで優位性を求めていた」と、自身の判断を説明した。