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海外プリペイドSIM導入マニュアル――プリペイドでLTE利用が開始「台湾2015年」編
2014年6月から相次いで始まった台湾のLTEサービス。LTEの開始に合わせ新規参入事業者もサービスを開始し、2015年3月現在5社が事業展開を行っている。このうち3社がプリペイドSIMでのLTEサービスも提供しており、旅行者でも購入が可能だ。ただしまだ開始されて時間がたっていないこともあり、一部店舗のみで扱っている事業者もあるなど購入先には注意したい。
台湾のプリペイドSIMの購入先としては台北の空港(桃園国際空港、松山国際空港)がメジャーだが、2015年3月時点で桃園空港で購入できたのは2社のみ。1社はまだ市内のみで販売という状況だった。もちろんこの状況は今後変わっていくだろうから、現地やネットなどで最新の情報を入手していただきたい。
さて台湾の各通信事業者は複数の周波数でLTEサービスを提供している。プリペイドSIMを販売しているのはTaiwan Mobile(台湾大哥大)、Far EasTone(遠傳電信)、Asia Pacific Telecom(APTG:亞太電信)で、この3社は共通して1800MHz(Band 3)が利用できる。この他国際的に多く利用されている1800MHz(Band 3)に加え、900MHz(Band 8)も使われている。日本で販売されている端末もBand 3対応のものが多いのでひとまず台湾でのLTEの利用は問題なさそうだ。とはいえ台湾でフルにLTEを利用するのならば、700MHz帯(Band 28)を含む台湾の全LTE周波数に対応した現地端末を購入するのも悪くない。台湾大哥大や遠傳電信ではSIMフリーの自社ブランドLTEスマートフォンも販売しており、2万円以下で購入可能だ。
●台北桃園空港のみ販売の亞太電信LTE SIMを購入
台湾の表玄関ともいえる台北の桃園国際空港。LCCを使う場合もこちらの空港となるケースが大半だろう。この桃園空港にはターミナル1(T1)、ターミナル2(T2)のどちらにも中華電信、台湾大哥大、遠傳電信の大手3社のカウンターがありプリペイドSIMの購入も簡単だ。各社のカウンターは入国審査を終え荷物を受け取り、外に出たロビーにある。台湾に行って利用したことのある人も多いだろう。
この大手3社に対し、新興系事業者の亞太電信と台湾之星はT2の入国審査の前のエリアに店舗を構えている。場所は入国審査カウンターを前にして右手方向で、そばには両替所もあるので台湾ドルを持っていなくてもそこで両替が可能だ。…