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王者専修大は流経大とドロー…3得点の慶應大が首位発進/関東大学リーグ
JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦が4日、5日に開幕した。
4日に味の素フィールド西が丘で行われたオープニングゲームでは、昨季リーグ2位の明治大学と同3位の順天堂大学が対戦。先に試合を動かしたのは、元日本代表の堀池巧氏が監督に就任したばかりの順天堂大。9分、ゴール前で新里涼(2年・横浜F・マリノスユース出身)からのラストパスを受けた長谷川竜也(4年・静岡学園高校出身)が押し込み、先制する。
立ち上がりは動きが悪かった明治大が反撃に出たのは33分。右サイドに飛び出した道渕諒平(3年・ベガルタ仙台ユース出身)がシュート気味の低いボールをゴール方向へ送ると、最後は藤本佳希(4年・済美高校出身)が押し込み、1-1で前半を終える。
後半、またしても先に得点を奪ったのは順天堂大。57分、ペナルティーエリアの外でボールを持った原田鉄平(2年・静岡学園高校出身)が目の覚めるような一撃を突き刺し、再びリードを奪う。
選手交代で攻勢に出た明治大は63分、CKからのボールを途中出場の木戸皓貴(2年・東福岡高校出身)が強烈なミドルシュート。これで試合を振り出しに戻すと、70分にはFKの流れから、最後は明治大のエース和泉竜司(4年・市立船橋高校出身)がゴール左隅へ冷静にゴール。このまま試合は終了し、3-2で明治大が開幕戦を白星で飾った。
同会場の第二試合では、現在リーグ4連覇中の専修大学と昨季全国二冠の流通経済大学が激突した。先制点を決めたのは、流通経済大の森永卓(2年・流通経済大付属柏高校出身)。西谷和希(4年・鹿島学園高校出身)からのボールを右足でシュートし、1点リードで試合を折り返す。
試合の主導権を握りながら、なかなか得点を奪えずにいた専修大だったが、63分、ようやくスコアを動かす。中村駿介(3年・浦和レッズユース出身)からのCKを、公式戦初出場の岡亘哉(3年・専修大学附属高校出身)がニアで合わせ同点に追いつく。
その後も専修大は流通経済大ゴールに迫ったが、流通経済大のキャプテン、GK中島宏海(4年・筑陽学園高校出身)の好セーブに阻まれ、追加点は生まれず。1-1のドローに終わった。
また、5日にShonan BMWスタジアム平塚で行われた試合で、慶應義塾大学が今季1部に昇格した法政大学を3-0で下し、首位スタートを切っている。
関東大学1部リーグ第1節の結果および順位表は以下のとおり。…