米歴史学者が韓国メディアにメール「日本の極右勢力に屈しない」・・韓国ネットは「真実は隠しきれないもの」「日本国民のレベルはこの程度？」

　

　２６日の韓国・聯合ニュースによると、安倍政権による歴史歪曲を批判する米歴史学者の集団声明を主導したコネチカット大学のアレクシス・ダデン教授が２５日、「日本の極右勢力には屈しない。声明を撤回・変更することはない」と表明した。
　ダデン教授は、日本大学の秦郁彦名誉教授らが今月中旬、記者会見で米マグロウヒル社の教科書の慰安婦関連の記述の修正を求めたことについて、聯合ニュースにメッセージを寄せた。
　この中でダデン教授は、慰安婦問題を「国家が後援したシステムに閉じ込められ、人権を蹂躙された歴史的事実そのもの」と強く非難。「我々歴史学者は、（慰安婦関連の）研究と著述、講義活動をする人々の学術的自由を指示するための努力を続ける」とした。
　秦名誉教授らの指摘については「第２次世界大戦７０周年を前に、結束力が強い日本社会の一部が過去の日本を擁護しようとする動き」「歴史ではなく政治」などと切って捨てた。
　ダデン教授はこのほか、集団声明にハーバード大の知日派学者アンドルー・ゴードン教授が新たに参加したことも明らかにした。
　このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々な声が寄せられている。
　「本当にカッコイイ。脅迫に屈することなく、真実を伝えようとしている」
　「真実は隠しきれないもの」
　「日本の特徴は内側に向かうこと。ある問題に対し、外とコミュニケーションを取って解決しようとせず、隠ぺいし、自分で解決しようと思い、妄想に苛まれる。地球上が日本が何をしたかを知っている。隠ぺいは不可能」
　「米国ははやり大国だ。米国の政府はあの程度だが、学者は素晴らしい」
　「米国は重要な案件は日本の味方になり、こういうことで何とか韓国を慰めようとする」
　「学会の良心は韓国より上。大韓民国の歴史学者は何をしているんだ？」
　「これで日本が反省すると思ったら大きな間違い。日本は我々の思う以上にしぶとい」
　「学者としての良心を守ってくれてありがとう」
　「韓国と日本の間の話なのに、米国に問題の妥当性を判断してもらわなきゃならないことが悲しい」
　「いったい今は何年？なぜこんな時代に国粋主義を目標とする政権が登場したのか分からない。日本国民のレベルはこの程度か？」
　「ドイツのように認めて反省すればいいのに、なぜしないのか、理解不能。また侵略するため？」
　「世界はまだ正義を求めている」
　（編集　ＭＪ）