自民党の高村副総裁、「韓国に慰安婦問題を何度も蒸し返され、相当くたびれた」―中国メディア

　

　中国メディア・中国新聞網は１日、日本メディアの報道を引用し、自民党の高村正彦副総裁がブリンケン国務副長官との会談で、慰安婦問題について、「韓国とは法的にも政治的にも決着をつけたが、何度も蒸し返され、日韓関係が大切だと思う私たちでも相当くたびれた」と述べたと報じた。
　安倍晋三首相に訪米の報告をした後、記者団に語った。ブリンケン国務副長官との会談では、「日韓関係は大切だと思う。粘り強く話し合う」との考えも伝えたという。慰安婦問題をめぐっては、日本政府は韓国側に「１９６５年の『日韓請求権協定』で決着がついている」との立場を繰り返し伝えている。
　一方、韓国メディアは慰安婦問題をめぐる韓国政府の立場について、「解決が強く望まれる主要な歴史問題。日本は慰安婦被害者が受け入れられる方法でこの問題を解決すべき。慰安婦被害者は日本政府にこの問題に対する責任を認め、賠償することを求めている」と報じている。
　（編集翻訳　小豆沢紀子）