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苦しい闘病を続けてきた警察犬に苦渋の決断。安楽死を迎えるその日、大勢の警察官が犬を囲んで最敬礼(アメリカ)
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先月20日、米、ニュージャージー州ウェスト・デプトフォードに勤務するマイケル・フランクス巡査長は、長年の相棒であり、最愛のペットである元警察犬(K-9)のジャッジと最後の散歩を済ませ、聖フランシス動物病院へ入って行った。
嘔吐、出血、抜け毛など、ジャッジは腫瘍によるクッシング病と数ヶ月に及ぶ闘病生活を送っていた。ここ数日は特に苦しんでおり、助かる見込みのないジャッジの魂を解放してあげようとフランクス巡査長とその家族は、安楽死という苦渋の決断を下すことにした。
ウェスト・デプトフォード署の20名の警察官と、サウス・ジャージー中から駆けつけた70名以上の警察関係者が見守る中、ジャッジ連れたフランクス巡査長が病院の中へと入って行った。
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この日、フランクス巡査長はジャッジに最後の一噛みをさせた。 “最後の一噛み” のとき、フランクス巡査長は警察犬課の防具を身にまとい、普段の訓練のときと同じく、ジャッジに袖を噛ませた。そして、ジャッジはその袖を咥えたままフランクス巡査長と並んで病院の中に消えて行った。
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「手術を受け、薬も飲んでいたのですが、見る見るうちに衰えてしまいました」と語るのは、仲間と一緒に動物病院の待合室に佇んでいたショーン・マッケナ本部長補佐だ。誰もが悲痛な表情で、フランクス巡査長とジャッジが病院の一室で迎えているはずの最後の瞬間を待っていた。
グロスター郡ほぼ全ての警察署のほか、セイラム郡保安官事務所やアトランティック郡警察犬アカデミーからも警官や警察犬が集った。
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病院の職員たちも一列に並び、ジャッジに心からの敬意を表する。
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「ここに来た全員がジャッジの貢献に対して感謝したかったのです」と話すのは、グラスボロから来たダン・エリアセン巡査部長だ。彼は警察犬課の責任者でもある。「相棒や地域を守ったことなど、ジャッジの功績は決して忘れられないでしょう。」
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残念なことに、アメリカでは、警察犬と勤務する警官たちの多くが同じような経験をする。「誰もが味わうことです。この深い悲しみの運命からは逃れられません」とエリアセン巡査部長。
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11月にウェスト・デプトフォード地域ではジャッジとフランクス巡査長を支援するため、2日足らずで140万円近くの寄付を集めた。当時、ジャッジがクッシング病と診断されたときから120万円もの医療費がかかっていた。…