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藤子不二雄のダークサイド怪奇作品「のび太もしずかちゃんも皆でラリる」
金沢・富山-東京間の北陸新幹線が開通し、北陸がぐっと身近になる今日この頃。しかし、地理的に身近になろうとも、富山に関する知識と言えば県民総出で薬を売っているイメージしかありません。
ですが、富山は薬だけではないのです。実はあの藤子不二雄両先生の故郷でもあるのです。
そこで今回は藤子不二雄マニアでもある芝浦慶一氏を訪ね、我ら一般人にはあまり知られていない藤子不二雄ワールドの一端を紹介してもらいました。子供の頃に読んでいても気付かなかった複雑怪奇な世界が藤子不二雄には数多眠っている……。
1. エスパー魔美の尿テレポーテーション(「第15話 地底からの声」(「エスパー魔美3」収録))
合宿の夜、怪談を聞かされて夜一人でおしっこにいけなくなった魔美。友人の幸子を起こして連れションをお願いするも、眠いと言われ拒否されてしまう。魔美を襲う強烈な尿意! しかしトイレに行くのは怖い!
進退窮まる彼女だが、幸いにも魔美はエスパーであった。魔美は部分テレポーテーションを用い、己の膀胱内の尿を幸子の膀胱へと移動させる! 幸子はトイレに駆け込み、魔美は安らかな眠りを迎えるのであった。
ひどい。紹介してくれた芝浦氏によると、「エスパー魔美は魔美の全裸デッサンシーンが何ページにも渡り続く回があるなど、基本的にエロい漫画なのですが、その中でも特段にエロいのがここです。幸子さんが、自分のものと魔美のものが混ざったものを排尿するのかと思うと、とてつもなくエロい」とのこと。
それは分かる。なお、尾玉なみえ先生の「少年エスパーねじめ」でも、便意を覚えた超能力少年が少女の腸内に自身のうんこをテレポートさせていましたが、もしかするとこれが元ネタなのかもしれません。
2. 暴動を起こし、「自殺集団の先生」として勲章を受ける主人公(「自殺集団」(「藤子・F・不二雄大全集 モジャ公」収録))
人が死なない星、フェニックス星へとやってきた宇宙家出少年の空夫くん一行。しかし、長寿と不死によりフェニックス星人は皆生きる気概や覇気を失っていた。主人公たちは空腹のあまり狂言自殺を企て、人々の同情心を買って食いつなごうとするも、これが思わぬ騒動へと発展する。
一万年死人の出なかったフェニックス星では「死人が出る」ことは一大イベントであり、主人公たちは「自殺集団の先生」と敬われ、彼らの盛大な自殺を祝して「自殺フェスティバル」なるイベントが挙行される運びとなったのだ。…