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財テクグラドル杉原杏璃 売れない時代「テーブルは段ボール」
財テクでも話題のGカップグラドル、杉原杏璃さん(32)はグラビアの仕事を始める前は超貧乏。節約でお金を使わない暮らしが、財テクにも生かされた――?
■総菜が80%オフの深夜帯狙いスーパーへ
16歳の時から広島と東京を往復しながら芝居などの仕事をやってて、20歳で上京。父から出されたのは「22歳までは仕送りするから、バイトは絶対やってはダメ」って条件でした。同い年の大学生がもらうくらいの額だったけど、都内のマンションは6畳のワンルームでも家賃は10万円近くするし、オーディションに着ていく服やメーク道具、美容に月3万円はかかる。生活費は3万円しか残りませんでした。
しかも、女優の仕事はほとんど入らない(笑い)。テレビや冷蔵庫は事務所の先輩が買い替えるって時にもらって、カーテンは1000円で生地を買い、切ってサイズを合わせて使ってた。引っ越しの時に使った段ボール箱をテーブルにして、玄関マットもバスマットも百均のタオル。それを手洗いして使っていました。
ガス代がそんなに高いと知らなくて最初は自炊。深夜までやってる近所のスーパーで半額になったお総菜をたくさん買い、「自分のお腹が大丈夫なうちは平気だろう」と何日かかけて食べてました。時には80%オフになる深夜帯も狙ってました(笑い)。
「そんなことやめなよ」と言ってくる同業の友達はスイーツ食べに行ってましたけど、はやりのシナモンロールが1個700円! 当時の私の金銭感覚は、「菓子パンなら7個買えるじゃん!」でした。
■コツコツ貯めた30万円で財テクスタート
そんな生活を3~4年やって、22歳で事務所を移り、グラビアを始めたのが転機。ちょうど仕送りがストップされた時期に仕事が入るようになった。それでも月10万~12万円だから生活は苦しいけど、グラビアの仕事はスタイリストさんが水着を用意してくれるから、洋服代やアクセサリー代がかからない(笑い)。
それに、お芝居の現場だと役者が大勢いるけど、グラビア撮影は私ひとりにスタッフが大勢。まるでお姫様みたいな扱いです。グラドルって恵まれてると思う。
パンやおにぎりがあるのに、お昼ご飯が届いたり。「持って帰っていい」と言われたら、お菓子とか全部もらって。ジュースだけで5本くらい持って帰ったこともありましたよ(笑い)。節約というより、もったいないって気持ちが強いんですよ。
財テクを始めたのもその頃。小さい頃から貯めることが好きで、お年玉は全部貯金してました。…