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赤ワインで脂肪燃焼!脂肪酸の代謝を促進させる「エラグ酸」
2012年から続く第七次ワインブーム。以前は高級・特別といったイメージのワインでしたが、いまやすっかり日常シーンに溶け込みました。
1997~98年の第六次ワインブームの立役者は、強い抗酸化作用を持つ“赤ワインポリフェノール”でした。赤ワインポリフェノールは、アンチエイジングや生活習慣病などの予防に効果があることで知られています。
そしてこのたびさらに“脂肪燃焼効果”もあるかもしれないことが判明しました。
■注目の新成分「エラグ酸」
今年2月、「ワインが脂肪燃焼効果を持つかもしれない」という研究成果が、アメリカ・オレゴン州立大学(OSU)のホームページに掲載されました。新たな注目成分は天然ポリフェノールの一種である“エラグ酸”という物質です。
オレゴン州立大学(OSU) Wine Research Institute の分子生物学者Neil Shay氏らは、アメリカ南東部の野生種“マスカダイン”という種のブドウから発見された4つの天然成分に、人間の肝臓と肝細胞をさらし経過を観察。
その結果、4つの天然成分には、既存の脂肪細胞の成長を抑えるとともに、新しく脂肪細胞が形成されるのを劇的に遅らせる効果がみられました。特に顕著だったのは、肝細胞内の脂肪酸の代謝を促進させる効果でした。
4つの成分のうち特に強力な効果を持っていたのが、苺などベリー系やざくろにも多く含まれる“エラグ酸”。美白効果も持ち、化粧品やサプリメントなどにも使用されています。日本では厚生労働省から認定を受けている成分です。
■脂肪の燃焼には、グレープジュース又はワインを
Shay氏らはまた、高脂肪の食事でマウスを太らせ、そのうちの一部に“ピノノワール”という赤ブドウの抽出物を与える10週間の実験を行いました。その結果、ブドウ抽出物を与えられたマウスは、肝臓の脂肪の量が少なく、血糖値も低いことが判明。
エラグ酸が実際に人間のダイエットにどれほど効果があるかは、今後のさらなる研究が必要なものの、Shay氏らによると、グレープジュース又はワインを飲むことは、脂肪の燃焼を助け、肥満や脂肪肝などの改善につながるとのことです。
「最近、体型が気になる……」という方は、飲むお酒を赤ワインにかえてみてはいかがでしょうか?