辺野古反対派が抗議集会 講和条約発効６３年

　

　

　　沖縄を米施政権下に置いた１９５２年のサンフランシスコ講和条約発効から６３年を迎えた２８日、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古移設に反対する市民約３００人が辺野古周辺で抗議集会を開き「新基地反対」「美ら海壊すな」と怒りの拳を上げた。

　　同条約で日本本土は主権を回復したが沖縄は切り離され、７２年の本土復帰まで米施政権下に置かれたため、２８日は沖縄で「屈辱の日」と呼ばれる。沖縄に米軍基地が集中する一因にもなった。