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<男児2年間行方不明>監禁致死などの容疑28日両親逮捕
東京都足立区で未就学の男児が2年前から行方不明になっている事件で、男児を監禁して死亡させ、遺体を川に捨てた疑いが強まったとして、警視庁捜査1課が28日、両親を監禁致死と死体遺棄容疑で逮捕することが、捜査幹部への取材で分かった。遺体は見つかっていないが、供述や状況証拠から立件が可能と判断した。
捜査関係者によると、父親の無職、皆川忍受刑者(31)と妻(28)は2013年3月ごろ、足立区の自宅アパートで、次男の玲空斗(りくと)君(当時3歳)を監禁して死なせ、遺体を同区内の荒川に捨てた疑いが持たれている。
妻は、同課の任意の事情聴取に「おむつを替えるのが面倒だったので、夫の指示で玲空斗を約3カ月間、うさぎ用のかごに入れていたら死んでしまった。猿ぐつわをし、食事は2〜3日に1回しか与えなかった」と話したという。
遺体については「山梨県の河口湖周辺で埋めようとしたが、うまくいかずに持ち帰った。13年3月に夫が遺体の入った段ボール箱を荒川の河川敷に持って行くのを見た」などと説明した。遺体は発見されていないが、川の中から、うさぎ用のかごや河口湖周辺で遺体を遺棄しようとした際に使ったとみられるスコップが見つかった。
皆川受刑者らは玲空斗君が死亡している事実を隠し、児童手当や生活保護費計約43万円を同区からだまし取ったなどとして昨年、逮捕・起訴された。皆川受刑者は、昨年6月に3歳だった次女の顔を殴って軽傷を負わせた傷害罪などと合わせ懲役2年の実刑判決を受け、別の詐欺罪でも懲役10月とされ服役中。妻は執行猶予付き有罪判決を受け、今は足立区に住んでいる。
事件は昨年5月、玲空斗君の姉が通う小学校から足立区内の児童相談所に「玲空斗君の所在が確認できない」と連絡があり発覚した。当初、皆川受刑者らは「朝起きたら玲空斗が死んでいたので、河口湖周辺に埋めた」などと供述していた。【松本惇、山崎征克、神保圭作】