逮捕の１８歳「家にいた」 別の少年供述と矛盾、中１殺害

　

　

　　川崎市川崎区港町の多摩川河川敷で中学１年上村遼太君（１３）の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された１８歳少年が上村君の死亡推定時刻の２０日午前２時ごろ「家にいた」と説明していたことが２８日、捜査関係者への取材で分かった。

　　川崎署捜査本部によると、同じく逮捕された１７歳の少年２人のうち１人は「現場に向かったのは（逮捕された）１８歳と１７歳の（もう１人の）少年、上村君の３人で何があったかは知らない」と供述し、内容が矛盾している。１８歳少年は現在「今は話さない」と供述している。

　　捜査本部は防犯カメラ映像の解析などから３人を特定、経緯を慎重に調べている。

　　来日中の英国のウィリアム王子（３２）は２８日午後、東日本大震災で被災した福島県を訪れ、安倍晋三首相（６０）とともに同県本宮市の子ども向け運動施設で児童らと交流した。この後、首相は郡山市の旅館で王子の歓迎夕食会を開催した。福島県産の食材を使った和食をそろって味わい、東京電力福島第１原発事故による風評被害の解消をアピールした。

　　王子は午後３時４０分ごろ、本宮市の運動施設前で安倍首相や関係者約２０人の出迎えを受け、笑顔を見せた。施設内ではボールのジャグリングを披露。トランポリンの前で子どもたちに「何分くらい跳んでいるの」と声を掛ける場面もあった。