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開幕からスタメン定着のクロース「レアルに適合するのは大変だった」

 開幕からスタメン定着のクロース「レアルに適合するのは大変だった」

 レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースは2日、FIFA(国際サッカー連盟)とのインタビューに応じ、移籍初年度のここまでのプレーを振り返った。
 
  世界的なスターがひしめくレアル・マドリードで、開幕から絶対的レギュラーの座を掴んでいるクロース。しかし、周囲の評判とは裏腹に、バイエルンから移籍してきた当初は大きな苦労を伴ったことを告白した。
 
 「加入当初、レアル・マドリードに適合するは大変だった。なぜなら、スペインとドイツのメンタリティは異なるからだ」
 
  またクロースは同クラブでプレーするにあたり、特に気を付けていることを明らかにした。
 
 「レアル・マドリードには攻撃の意識がもの凄く強い選手が多いので、その中でしかるべきバランスを取ることが重要となってくる。それゆえ、僕にとって攻撃のために高い位置まで上がるというのは二次的な要素でしかない。その代わりに、中盤のプレーがどのようになっているか、各選手のポジショニングがどうなっているかに集中している」
 
  レアル・マドリードではバイエルン時代からポジションを下げて中盤の底でプレーしているクロースだが、現在の役割に満足していることを説明した。
 
 「自分にとって最も重要なのは、チームに貢献できていると感じることだ。レアル・マドリードは現在、中盤に3人を配置してプレーすることを基本としているため、自分はその中で最も守備的な役割を担っている。僕は年を追うごとに少しずつ低い位置でプレーするようになっているが、自身のプレーのコンセプトに合っているので気に入っているよ」

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