韓国産キムチ、今年から中国に大量輸出か・・大腸菌群の衛生基準緩和で

　韓国の食品業界関係者は２６日、中国が漬物などの食品の衛生基準を改正することを受け、今年、韓国から中国へのキムチの大量輸出が始まるとの見方を示した。韓国ＫＢＳテレビ（電子版）の報道として、中国・環球網が２６日伝えた。
　同関係者によると、中国の国家衛生・計画生育委員会は公式サイト上で１月３０日、漬物などの食品衛生基準を見直すことを予告した。
　中国の現行の衛生基準では、漬物１００グラム当たりの大腸菌群の数が３０個を超えてはならないとされているが、この基準を緩和し、「１グラム当たり１０個以下」とする方針。今年３月まで業界関係者らの意見を聴き取り、できるだけ早い時期に基準を改正するという。
　中国の習近平国家主席が昨年７月に訪韓した際、韓国の朴槿恵大統領は自国産キムチの輸出拡大のため、中国に対して発酵食品の衛生基準を改正するよう求めていた。
　（編集翻訳　恩田有紀）中国浙江省杭州市の観光地、西湖にある断橋で２６日、新婚カップルが防毒マスクを着けて結婚写真を撮影していた。新郎は現地のラジオＤＪで環境保護の活動に熱心な人物。春節（旧正月）の花火や爆竹で大気汚染が悪化しやすいこの時期に、防毒マスク姿で一生の記念となる結婚写真を撮ることで、環境保護を訴えたい考えだという。中国新聞網が同日伝えた。
　
　【その他の写真】
　
　（編集翻訳　恩田有紀）