風邪も花粉も怖くない！「余った大根」でスグ作れちゃう秘伝の健康食

　

　
　桜も咲き、いよいよ春ですね。春ってまだまだ乾燥や風邪が気になる季節。花粉も飛んでいますよね。でも、いつまでもマスクをつけているのも煩わしい……かといってあまり薬にも頼りたくないですよね。
　そんな女性におすすめしたいのが今話題の“はちみつ大根”です。栄養管理アドバイザーや野菜ソムリエなどの資格を持つ筆者が、美味しくて万能な“はちみつ大根”の簡単なレシピと効能をご紹介します。冷蔵庫に常備しておけば風邪も花粉も怖くないですよ！
　
　■はちみつ大根の作り方
　“はちみつ大根”の作り方はとっても簡単。おろしたり、角切りにしたりした大根に蜂蜜をたっぷりかけて2～3時間置いておくだけです。火を通さずに置いておくことにより大根の栄養素が壊れずに蜂蜜に溶けだします。また、砂糖なども使わないのでカロリーの心配もしないですみますね。
　筆者の場合は大根は角切りにし、汁はお湯に溶かして飲み、余った大根は漬物として食べちゃいます。
　
　■はちみつ大根の効能
　では、はちみつ大根にはどのような効能があるのでしょうか？
　（1）消炎作用
　乾燥により喉が炎症しやすいこの季節。そこから風邪をひく人も多いでしょう。
　そこで効果を発揮してくれるのが、大根に含まれているジアスターゼ。消炎作用がありますが、火を通してしまうと壊れてしまうので、生のまま摂ることが大切。咳を和らげ粘膜の炎症を抑えてくれます。
　（2）たっぷりの栄養
　蜂蜜にも大根にもミネラルやビタミンなどの栄養素がたっぷり含まれています。風邪をひくとビタミンがどんどん失われていき、ますます乾燥しやすくなり、菌が繁殖しやすくなってしまいます。はちみつ大根を摂ることにより常に栄養素やビタミンを身体の中に入れておきましょう。
　（3）抗菌作用
　蜂蜜には抗菌作用があるため、風邪などの細菌の増殖を抑える働きがあります。身体に症状があらわれる前から積極的に摂取しておき、風邪を寄せつけない身体を作りましょう。
　（4）免疫力アップ
　大根の辛み成分であるイソチオシアネートは、白血球を活性化し、細菌を殺す働きがあります。身体が弱って動けない時は、はちみつ大根をお湯や紅茶などで割って飲むことにより、身体の中の免疫力をあげましょう。
　
　以上、“はちみつ大根”の簡単なレシピと効能をご紹介しましたが、いかがでしたか？
　“はちみつ大根”は風邪予防だけでなく、便秘や美肌にも効果が期待できます。妊婦さんや薬を飲んでいる方でも安心して摂取できるのもいいですね。…