＜世界フィギュア＞宮原知子が銀 日本女子１０年連続表彰台

　

　【上海（中国）福田智沙】フィギュアスケートの世界選手権は２８日、女子フリーを行い、宮原知子（大阪・関大高）がショートプログラム（ＳＰ）との合計１９３．６０点で銀メダルを獲得した。日本女子は１０年連続で表彰台に立った。
　
　　ＳＰ１位のトゥクタミシェワ（ロシア）がフリーもトップとなり、合計２１０．３６点で初優勝。３位はラジオノワ（ロシア）だった。
　
　　本郷理華（愛知みずほ大瑞穂高）は合計１８４．５８点で６位、村上佳菜子（中京大）は１７９．６６点で７位。日本女子は来年の大会でも出場枠「３」を維持した。
　
　　ＳＰ３位の宮原はフリーだけの得点では４位だったが、両方とも安定した演技を見せたことで、合計では自己最高を更新し、順位も上がった。
　
　　羽生結弦（ＡＮＡ）がＳＰ１位から大会２連覇を狙う男子フリーは２８日夜に行われる。