＜王将戦＞郷田が先手番…第７局始まる

　

　渡辺明王将（３０）に郷田真隆九段（４４）が挑戦、３勝３敗のタイで迎えた第６４期王将戦七番勝負（毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル協賛）の第７局は２６日、青森県弘前市の弘前市民会館で始まった。
　
　　前期は第４局が行われた対局場。この日は快晴に恵まれ、岩木山の姿がくっきりと望める。郷田、渡辺の順に対局室に入り、葛西憲之・弘前市長が振り駒を行って郷田の先手番が決まった。定刻午前９時、立会の先崎学九段が声をかけて対局開始。郷田が２六歩と飛先の歩を伸ばした。相がかり戦の出だしになった。【山村英樹】