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A・シュワルツェネッガー、米法律に抗議「同性愛者への差別を容認することになる」

 A・シュワルツェネッガー、米法律に抗議「同性愛者への差別を容認することになる」

 共和党から出馬し、カリフォルニア州知事を2期務めた経験のある人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが、米インディアナ州のアンチゲイ州法に「憤慨している」と批判する論説を執筆し、話題になっている。
 
 【関連】「アーノルド・シュワルツェネッガー」フォトギャラリー
 
  アメリカ国内で物議を醸している州法は、共和党のマイク・ペンス州知事のもと、インディアナ州で成立した「宗教の自由回復法」。信仰の自由を保障するものとされているが、同性愛者への差別を容認することになると、アメリカ国内で波紋を呼んでいる。
 
  米ワシントンポスト紙の論説で、シュワルツェネッガーは「アメリカ人として、今週インディアナ州で起きた事、そして今後他の州でも同じような法律が可決される恐れがある事に、大きな懸念を抱いている」とコメント。1983年にアメリカの市民権を得た直後に共和党員登録したというシュワルツェネッガーは「共和党員として、私は憤慨している」と綴り、アメリカ国民の生活を向上させるポリシーではなく、派閥を優先させた一部の共和党員に対して憤りを感じていることを明かした。
 
  インディアナ州で成立したような軋轢を招く法律は「国にとって悪いだけでなく、我々の党にとっても不利益なもの」とシュワルツェネッガー。「共和党は小さな政府の党であって、愛を規制する党であってはならない」と力説した。

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