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Facebookがコミュニティ規定を更新、ヘイトスピーチ禁止も明文化
Facebookがどんな表現が許容され、どんなコンテンツが報告・削除の対象になるかを明文化したコミュニティ規定を更新しました。詳細は以下から。
先日ツイッターがポリシーを改定したことをお知らせしましたが、Facebookも報告や削除の対象となるコンテンツを明らかにした「コミュニティ規定」を更新、具体的に明文化しました。
Facebook、「コミュニティ規定」を更新–報告や削除対象など明確化 – CNET Japan
「コミュニティ規定」がリリースされたのは現地時間で3月15日。現時点で日本語版もリリースされ、「投稿を報告」のタブから選択できる内容も更新済となっています。
Facebookコミュニティ規定
項目は「暴力と脅迫」「自傷行為」「いじめと嫌がらせ」「差別発言」「露悪なコンテンツ」「猥せつコンテンツ」「実名制とプライバシー」「知的所有権」「規制されたアイテム」「フィッシングとスパム」「セキュリティ」に分かれており、それぞれに詳しい説明がなされています。
差別発言については項目が独立して詳述されており、その中で
個人または団体が人種、民族、出身地、宗教、性別、性的指向、障害、病気などに基づいて他者を攻撃することは禁じられています。
と明確にヘイトスピーチの禁止を謳っています。ですが「ただし、ユーモアとしての表現はこれに当たらないことがあります」という但し書きがどのように解されるのかには少々疑問が残るところ。
実際の「投稿の報告」画面ではこのような感じになっています。それぞれの投稿の右上の「∨」マークから「投稿を報告」を選ぶと以下の様な画面に。「Facebookに載せるべきでないと思う」から「その他」を選ぶと薬物の使用や自傷行為、著作権違反などと並び「人種、性別、性的指向、または能力に基づいた攻撃・中傷である」の項目が追加されています。
写真の場合も同様にして「Facebookに載せるべきでないと思う」を選択すると「私または他の誰かを侮辱している」の項目の説明に人種差別、同性愛嫌悪、性差別と説明書きが。
また、投稿へのコメントに対しても、当該コメントの右端の「×」をクリックして「非表示にする」を実行した後に「報告」を選び、「他の人に関するものです」→「差別発言」と辿って行くとずらりとリストが表示されます。
これでFacebook上のヘイトスピーチが多少なりとも減ることになるのか、運用が注目されます。
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