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アリババが韓国の物流事業に参入宣言、中国人の韓国コスメなどの個人輸入ブームが背景に―韓国紙
2015年3月13日、韓国紙・中央日報によると、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングが、韓国で物流事業に参入すると宣言した。中国・参考消息(電子版)が伝えた。
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アリババ・グループ内の電子決済企業アリペイ(支付宝)は11日、ソウル市内で物流事業説明会を開催。アリペイは来月からアリババ・グループの物流部門・菜鳥と韓国国内企業を対象に決済と物流のサービスを始めるという。この説明会には韓国の主要デパートをはじめとする200以上もの企業が集まった。
中国の消費者がアリババのショッピングサイトやアリペイ決済可能な韓国企業のオンラインショップで商品を購入すると、アリペイが企業や業者に代金を精算。菜鳥は代行会社を通じて商品を韓国から中国の税関、税関から消費者の手元まで届けることになる。
中国では韓流ブームもあり、韓国の化粧品などの人気は高い。韓国政府と企業は中国の個人輸入市場に注目している。アリババはEMS(国際スピード郵便)の30%水準という破格の配送料を掲げており、韓国企業も今後はアリババの物流を利用せざるを得ない状況にある。急速に成長する中国の海外商品個人輸入市場に韓国企業がどれだけ食い込めるか、その鍵をアリババの物流が握ることになるだろう。(翻訳・編集/本郷)
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上原健二
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