クリントン氏に議会出席要求＝共和、メール問題追及―米

　

　

　　【ワシントン時事】クリントン前米国務長官が在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、米下院特別委員会のガウディ委員長（共和党）は３１日、クリントン氏に対し、５月１日までに委員会に出席し、聴取に応じるよう求める書簡を送った。

　　クリントン氏は２０１６年大統領選の民主党最有力候補とみられており、４月中の出馬表明を検討しているとされる。共和党は連邦議会の多数党の座をてこに追及を強め、クリントン氏の出はなをくじきたい考えだ。

　　米メディアによると、クリントン氏の広報担当者は「クリントン氏は公開の聴取に出席する用意はあると数カ月前に委員会に伝えている」と強調。ただ、ガウディ委員長が提案した非公開の聴取に応じるかは明確にしなかった。