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ソウルなら基盤がある・・と元IOC副委員長が平昌五輪の国内分散開催に言及、韓国ネットは「すごくいいアイディア」「日本とは嫌だが、国内分散は考慮してほしい」

 ソウルなら基盤がある・・と元IOC副委員長が平昌五輪の国内分散開催に言及、韓国ネットは「すごくいいアイディア」「日本とは嫌だが、国内分散は考慮してほしい」

 ハンギョレ新聞は26日、国際オリンピック委員会(IOC)が平昌冬季五輪組織委員会に新しい開閉会式場を作るように要求したとされる件について、キム・ヨンウン元IOC副委員長の言葉を引用し「そのような事実はない」と否定した。
 記事は、「平昌冬季五輪後、天文学的な規模の赤字が発生することは韓国政府を含め、誰も否定しない事実だが、政府も政界も赤字を減らす目的で分散開催を求める世論には耳を傾けようとしない」と指摘。さらに、1200億ウォンを使い、開閉会式場を新たに建設することも疑問視している。平昌冬季五輪組織委員会などは、IOCが既存のアルペンシアスキージャンプ競技場が狭いといい、開閉会式場として適合していないという判定を受け、1200億ウォンをかけて新たに建設することに決めた。だが、キム・ヨンウン元IOC副委員長は、「現職ではないが、IOCの委員と交流している」と述べ、「IOC委員と話したが、IOCは開閉会式場の建設は要求していない」と答えたという。
 また、キム元IOC副委員長は、開閉会式場として屋外を推薦しているという。「これまで冬季五輪の開閉会式の多くは屋外で行なわれた。長野、インスブルック、リレハンメル、アルベールビルの会場はすべて屋外だった」とし、「韓国でも既存の計画通りにスキージャンプの競技場に舞台を作って、十分に行なうことができる」と語った。
 また、日本との分散開催については「日本との共同開催は外交や国民感情など問題が多いため、難しい」と述べている。一方、国内分散開催については、「アジェンダ2020がそういう道を開いてくれた。アイスホッケーとフィギュアスケートは世界選手権をやったソウルなら、すべての基盤が整っている」と話した。さらに、「いまは大会を成功裏に開催するために知恵を集めなければならない」とし、「IOCは今、平昌五輪が失敗するのではないかと気をもんでいる。IOCとうまく交渉すれば、分散開催は十分に可能だ」とも主張している。
 この記事に対し、韓国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられている。
 「若者は苦しんでいるに、朴大統領の資産は毎年増えている」
 「キム副委員長も問題の多い人物だったが、この話にはすべて納得。与党を応援しないと成功できない大韓民国。それがこういう不合理的な問題を起こしている」
 「江原道民のみなさん、どうか意地を張らないで、分散開催にしてください。約束をしたとしても守れない時もある。…

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