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日本で伝承される「手まり」、中国が起源にもかかわらず・・・「悲しい物語だ」の声も=中国版ツイッター
中国で、日本の伝統工芸品に対する関心が高まっている。陶器、漆器、鉄瓶、手まり、人形、提灯、オルゴールなどだ。いずれも細工が極めて精緻で、美しく実用性も高いとして評価されている。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、日本のさまざまな工芸品を紹介する“つぶやき”が相次いでいる。
500万人以上のフォロワーを持つ頂尖攝影鑑賞さん(アカウント名)は日本の手まりの写真6点を掲載し、「手まりの起源は盛唐時代の中国。遣唐使が日本に持ち帰り、貴族階級から庶民にまで普及した」と紹介。日本では何代もの伝承者の努力で高級な工芸品に発展したが「実に残念なことに、中国ではこの工芸は早く途絶えた」と論じた。
同書き込みに対しては、中国で伝統が失われたことに「悲しい物語だ」とのコメントが寄せられた。さらに、「中国人は日本が我々の伝統を盗んだと言うけどね。でも、われわれはその伝統を重視していただろうか」という意見を披露した人がいる。なお、「(中国でも)途絶えたわけじゃないよ。私もちょっとは作れるし、おばあちゃんたちはもっと上手だよ」と書き込んだ人もいる。
微博にはその他にも、日本の工芸品として、漆器、陶磁器、鉄瓶、提灯、日本人形、面などが紹介されている。面については、伎楽、舞楽、能楽などさまざまな種類があるとの解説もある。
さらにオルゴールやタペストリーも「日本の工芸品」として紹介されている。日本人にしてみれば「欧米から伝わったもの」との感覚がぬぐえないが、中国人は「日本に伝わる多くの工芸品の起源は中国。日本人が改良を続けて水準の高い『日本の工芸品』にした」との見方をするので、欧米に起源を持つ工芸品でも、日本らしい精緻さや美しさが追加されていれば、「日本の工芸品」と理解するようだ。
漆器や鉄瓶などについてはすでに、日本旅行をした中国人が「購入の対象」とする注目商品に仲間入りしたと言える。今後、日本のさらに幅広い工芸品について、中国人が注目しはじめる可能性がある。比較的新しい時代に西洋から日本に伝来した工芸品であっても、中国人が「日本旅行の際に購入すべき品」に追加して、不思議ではないと考えてよい。(編集担当:如月隼人)(写真は頂尖攝影鑑賞が16日に投稿したつぶやきの画面キャプチャ)
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