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日本は何度も謝罪している、中韓が受け入れず=韓国「別の目的があるのでは」、中国「誠意が感じられない!」―米メディア
2015年3月24日、ボイス・オブ・アメリカは中国と韓国が日本と和解できないのは中韓が日本の謝罪を受け入れないことも一因だと指摘した。3カ国の間には意識にずれが生じている。25日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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米ジョージ・メイソン大学のアジア問題専門家・新井立志氏は、日本人の大部分が日本は何度も謝罪しているが中国と韓国が受け入れないのが和解の最大の障壁だと感じていると指摘。「大多数の日本人は『謝罪し続けなければならない』ことを認めているが、領土問題や反日デモなどの影響から『謝罪しても意味がないのではないか』と感じており、これが和解の障害になっている」と述べた。
米アメリカン大学の韓国人研究者・李智英(イ・ジヨン)氏は、韓国がなぜ日本の謝罪を受け入れないかについて、「最大の障壁は両国が今後の関係をどうしたいか違った考えを持っていることだ」と述べた。日本人は過去を乗り越えて、歴史問題以外のことも議論を望むが、韓国人は今後の関係は歴史の上に構築されるべきだと考えているため、日本の謝罪には別の目的があるのではないかと疑ってしまうと指摘している。
米シンクタンク、ウィルソン・センターの中国問題専門家・汪錚(ワン・ジョン)氏は、中国が謝罪を受け入れないのは日本の誠意が感じられないからだとし、「中国人の大部分が日本の謝罪には誠意が欠けていると言うだろう」と述べた。今後の関係発展を議論するには歴史問題の解決が欠かせないと指摘している。
日中韓3カ国は3年ぶりに外相会談を行ったほか、日中高級事務レベル海洋協議が行われるなど、日本と中国、韓国との間で関係改善が期待されている。しかし、2015年は第二次世界大戦70周年にあたるほか、歴史認識や領土紛争などの問題も残されたままとなっており、安倍首相の歴史問題に対する認識は問題解決をさらに難しくさせる可能性もある。和解への道のりは依然として険しいとみられている。(翻訳・編集/岡田)