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村山元首相が危惧、戦後70年の「安倍談話」の内容によっては日本は孤立する―米メディア
2015年3月10日、村山富市元首相はロイター通信のインタビューで、安倍晋三首相が今年夏に発表する戦後70年談話で謝罪の表現を薄めれば日本が孤立する恐れがあるとの懸念を示した。
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安倍首相は談話について、歴代内閣が発表してきた内容を継承するとしながらも、未来志向の表現を盛り込む意向を示している。村山元首相は、「安倍首相のこれまでの発言を聞いていると、過去の事実について薄めたいという気持ちがあるように思う」と述べた。また、「表現を変えてもいいと思うが、(村山談話の)本質的な受け止め方や理解を間違えないようにしてほしい」と語った。談話の内容によっては、日本がアジア各国や世界から不信を持たれる可能性があると指摘し、日本が過去への反省を薄めようとしており、右傾化しているのではないかとの懸念が(国際社会には)あるということを危惧していると述べた。
この報道に、海外のネットユーザーからは、「日本はすでに十分に謝罪をしてきた。何度も繰り返す必要はない。日本と中国、韓国との関係もすでに悪いんだ。関係がこれ以上悪化して壊れたとしても、日本人は歓迎するんじゃないだろうか」「日本、中国、韓国の全ての国でナショナリズムの機運が高まっている。容易な解決策というのはないだろう」「日本よ、心配しないで。フィリピンは日本を孤立させないから」「謝罪の言葉を石に刻んで保管しておいて、過去から立ち去ろう」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)
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上原健二
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