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独機墜落、遺体の回収作業進む
フランス南部で起きた旅客機の墜落で、フランスの警察はあわせて400から600に上る遺体の一部などを現場から運び出したと明らかにしました。
「ここまでの捜索では、今回の墜落により傷ついた遺体はたくさん見つかったが、傷のない遺体は一つも見つかっていない。私たちは現在、それらを分析している」(フランスの警察)
AP通信などによりますと、捜索にあたっているフランスの警察は、「400から600に上る遺体の一部などを現場から運び出し、原形をとどめている遺体はない」と話したということです。
「墜落現場となったアルプスの山を望むこちらの集落には、慰霊碑がたてられています。スペイン語やドイツ語などで『犠牲者の記憶』と刻まれています」(記者)
墜落現場の山には、乗客の家族や友人ら200人が献花に訪れました。また、時間をずらし、副操縦士の家族も訪れたということです。
「デュッセルドルフにある副操縦士の自宅アパートからは、体調を悪化させているという医師が書いた証明書が見つかったということです」(記者)
「(副操縦士は)疾患を抱えていて治療中だったことを示す資料を押収した」(ドイツの検察当局)
一方、ドイツ・デュッセルドルフの検察は27日、副操縦士の自宅から見つかった医師の診断証明書には「体調が悪化している」ことを理由に、長期間、仕事を休むべきだと書かれていて、墜落当日も仕事を休むよう忠告されていたと発表。しかし、これらの診断書はいずれも破り捨てられていたということです。
「事故当日も休むよう指示した診断書が破かれた状態で見つかったことは、副操縦士が会社や関係者に自分の疾患を隠していたという推測を裏付けるものだ」(ドイツ検察当局)
検察は、「疾患」が何だったのかは明らかにしていませんが、遺書などは見つかっていないとしています。
ドイツの一部のメディアでは、副操縦士がパイロットの養成期間中の6年前に数か月にわたって精神的な病で訓練を中断していたことなどが報じられています。(28日04:50)