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<ドイツ機墜落>親会社のルフトハンザ航空、遺族への賠償は無限となる可能性も=専門家が指摘―米メディア
2015年3月27日、米ブルームバーグによると、ジャーマンウィングスの旅客機が副操縦士の意図的な急降下により墜落したとみられることについて、親会社のルフトハンザ航空が犠牲者の遺族に対する賠償責任が無限となる可能性があることが分かった。
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これまでの報道によると、フランス南東部のアルプス山中に墜落し、乗客乗員150人全員が死亡したジャーマンウィングスの旅客機について、捜査当局は、副操縦士のアンドレアス・ルビッツ氏が意図的に機体を急降下させたとの見解を示している。
ブルームバーグは27日、今回の墜落は副操縦士が意図的に起こしたとされているため、親会社のルフトハンザ航空は犠牲者の遺族に対して無限の賠償責任を負う可能性があるという複数の専門家の見解を報じた。記事によると、墜落した旅客機は国際便であるため、モントリオール条約が適用され、遺族は13万9000ドル(約1700万円)相当の賠償金が支払われることになる。だが、米シカゴの法律事務所クリフォード・ロー・オフィシズで航空機事故の損害賠償訴訟を専門とする弁護士によると、同条約は賠償金額を制限していないと指摘している。また、スウォンジー大学で航空法を教えるジョージ・レルダス氏は、「航空会社にとっては厳しい話だが、有効な反論はできない」と述べ、遺族に対する賠償は無限であるとの見解を示した。(翻訳・編集/蘆田)
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上原健二
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