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アラフォー女に急増する「格差婚」を成功させるポイント
お笑いタレントの椿鬼奴(42)が、かねてより交際していたお笑いトリオ・グランジの佐藤大(35)との結婚を、レギュラー番組を務める生放送で報告した。
結婚の決め手は年齢だというが、かねてより佐藤は鬼奴のマンションに転がり込んだり、借金があったり、そもそもあきらかな収入差や知名度の差があったりと、典型的な「格差婚」。独女芸人の一人として高い好感度をキープしていた鬼奴さんの今後を、ファンも業界内も心配しているという。
たしかに女性の方が稼いでいる場合、恋愛も結婚も困難を極めるというが、成功しているカップルがいるのも事実。一体彼らの違いは何なのだろうか。
●ケース1:代理店勤務と書店員カップルの場合
現在一人娘を育てつつ、代理店勤務で頑張るA子さん。そんな彼女の夫はおっとりした性格の書店員。もちろん収入はマネージャークラスの彼女の方が数段上だが、夫婦は円満だという。その秘訣を聞いてみた。
「結婚する前の段階で私の激務や仕事に対するスタンスを話し、極力理解してもらっていました。彼は元々好きなことをやれればいいってタイプなので野心も少なめ。しかも家事が私以上のレベルでした。だから結婚の条件は、主夫とは言わないまでも、家のことはダンナさんが中心でやるという話をしてから決めましたね」
賢い彼女は事前に不安要素をなるべく話し合い、結婚後にズレがないよう努めたと言う。しかし意外なところから横やりが入る。それは彼女を応援していたはずの友だちや家族だった。
「本当にびっくりしたのが、周りが反対したことでした。両親は私の刺激を求める性格に彼があわないと判断し、考え直せの連発。でも私はそのとき30代半ばだったので、これを逃したら本当に嫁にいけなくなるよ!と猛説得。それでも反対するので最後は喧嘩でしたね。友だちもやっぱり格差の部分を心配して難色を示していました。でも『格差というカベが我が家にはあるんだ』という共通認識のもと、子育てや生活も協力しあっているので、ありがたいことに問題はまだ起こっていません」
事前の話し合いや歩み寄りが生んだ愛と言えるのでしょう。真逆の性格の夫婦だから成功したようにも見えますが、バリバリ系女性の結婚のカタチとして、とてもいいお手本かもしれません。
●ケース2:大手通信会社勤務と人生迷走カップルの場合
続いては就職と同時に格差が生まれてしまったカップルの話です。
B子と彼は有名K大学出身。二人とも優秀だったのですが残念ながら就職活動で差が出てしまいました。B子は大手通信会社に就職が決まるも、彼は就職活動に失敗。
学生時代より5年付き合った二人で、将来の話もチラホラ出ていたと言いますが、ある日突然彼から「俺は結婚するとか考えられない。もう付き合えない」とフラレてしまいます。混乱した彼女だったのですが、風のウワサでその後彼はフツーに結婚し、現在は二児のパパといいます。
フラれた理由は結婚でしたが、就職から始まった格差が原因と彼女は分析します。振り返ると彼は就職に失敗し、短期留学したり友だち同士で起業したりと人生迷走しまくっていたそうです。
先ほどの成功例と比較すると、“格差”に対する圧倒的な心構えが違うのがわかります。男性はプライドの生き物といいますが、プライドは格差があっても健在。それを刺激しないよう上手くやるには、女性の賢さが必要なのかもしれません。
女芸人として既にポジションを築きつつある鬼奴さんですが、ある番組で「彼が売れるにはどうしたらいい?」といういじらしい質問をしていました。
結婚前から差を埋めることに目を向けているということは、今ある格差の擦り合わせには、力を注いでいないのかもしれません。
(文/おおしまりえ)