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夫婦間のモラハラ経験 – 「誰の金で生活している」「妊婦は病気じゃない」
肉体的な暴力はないものの、言葉や行動で相手を精神的に追い詰める「モラルハラスメント」。今回は、そんなモラハラ被害を家庭内で受けたことはあるかどうか、マイナビニュース会員のうち既婚男女295名に聞いてみた。
Q.配偶者から「モラハラ」を受けたことはありますか?
はい (男性)5.6%/(女性)6.5%
いいえ (男性)94.4%/(女性)93.5%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どんな言動から「モラハラ」だと思いましたか?
○男性が受けたモラハラ
■批判される
・「とにかく否定する」(43歳男性/電機/技術職)
・「自分のやり方と相違するとなじりだす」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「気に入らなければ、出て行け」(49歳男性/通信/事務系専門職)
■日常的なモラハラも
・「夫を大事に思っていない言動」(49歳男性/自動車関連/事務系専門職)
・「いつもそんな感じ、気にしていない」(43歳男性/建設・土木/営業職)
○女性が受けたモラハラ
■否定・バカにされる
・「お前はダメだと言い続けられる」(31歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
・「昔だけど、あれは違うだのあーしろこーしろだのことごとく言われていた」(33歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「誰の金で生活しているといわれた」(42歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「女のくせに」(46歳女性/その他/その他)
■女性のつらい部分を……
・「つわりでしんどい時に『妊婦は病気じゃない』と言われた」(38歳女性/電機/技術職)
・「産前産後の体型の変化を揶揄された」(37歳女性/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
・「食事の味について」(27歳女性/小売店/営業職)
■いわれのない疑惑
・「旦那はすぐものをなくすんだけど、あるときに私が旦那の不在の時に男を家にあげてるんじゃないかって、疑われたこと……で、その男が犯人だと言い始めた、ありえん」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「悪いことが起きると私に原因があるような言動をとるが、自分が原因だと分かっても謝らない……自分は好きに嗜好品を買うのに、私が買うのは止めないけどもったいないとわざわざ言ってくる」(30歳女性/その他/その他)
■総評
配偶者からモラハラ(モラルハラスメント)を受けたことが「ある」と回答した人は、男性は5.6%、女性は6.5%とごく少数だったが、深刻な内容が寄せられた。男性よりも女性の方が、配偶者からひどい言葉や仕打ちを受けやすいようだ。
男性が受けたモラハラ被害の報告を見ると、主に「否定される」「なじられる」「怒鳴られる」など、きつい言葉によるものが多いようだ。「夫を大事に思っていない言動」を日々感じる、という意見も見られ、また「いつもそんな感じ」「全般的に」と、バカにされている現状を思いながらも、そのまま受け入れているかのような回答もあった。妻からひどいことを言われても気にせず、右から左に流している男性も多いのかもしれない。
女性のモラハラ被害は、「ダメだ」「女のくせに」「誰の金だと思ってるんだ」など、夫が上からモノを言ってくるケースが多いようだ。また妊娠中のつわりの苦しい時期に「病気じゃない」と言われたことや、産前産後の体型のことなどを例に挙げる人もいた。男性には理解が難しいような状況下で言った何気ない一言が、ナーバスになっている女性を傷つける場合もあるらしい。
中には、モノがなくなるのは「お前の不倫相手が犯人だ」とか、自分で嗜好品は買うくせに「そんなもの買うなんてもったいない」なんて、不条理としかいいようのない報告もあった。夫婦のモラハラは、直接的な暴力はないし、家庭内で行われることから外部には非常に見えにくい。あまりに深刻な場合は、まず身近な親や友人などに相談して助けを求めてみよう。
調査時期: 2015年2月13日~2015年2月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性125名 女性170名 合計295名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません
(アリウープ)