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実家を継いで! 男が“婿養子”になっても良いと考えるキッカケ2つ
【相談者:20代女性】
今悩んでいます。私の実家は農家です。娘なうえ、一人っ子。ですから、実家を継ぐ人がいません。今大学生なのですが、卒業までに婿を連れて帰りたいと思っています。しかし、まだ彼氏はできません。できたとしても、「卒業したら結婚して実家を継いで」なんて 重すぎますよね? 引かない彼氏と出会いたいのですが、そんなの言ってみなきゃわからないし……。
●A. 家庭を優先に考える男性なら、それが最適な選択であれば継いでくれるかも。
ご相談ありがとうございます。コラム二ストの玉恵です。
なるほど。なかなか難しいご相談ですね。まずは彼氏を見つけなくては。確かに、付き合うときに、「実家を継いでくれますか」なんて言いづらいですね。継がなきゃ付き合わないのか、と思われても仕方ないし、重いですね。
どんな男性だったら継いでくれるのでしょうか。結局、愛されている度合いな気もしますが……。婿養子に入った男性に話を聞いてみましょう。
●(1)デキる女が奥さんなら、婿養子になってもかまわない
美容室の店長であるAさんは、奥さんと同じ職場で働いています。奥さんも店長で、もとは同じチェーンの美容室で働く同僚同士だったそうです。奥さんは、建築士として会社を経営するお父さんの一人娘。
もともとは結婚して婿に入ったというAさんは、『奥さんのほうが仕事も上だったし、店長になるのも早かった。今でも頭が上がらないし、奥さんがいないと会社は困るけれど僕は代わりがいる。バリバリ働いている姿も好きだし、僕がお父さんの会社を手伝えばいいかなと思った』と話してくれました。
確かに今はイクメンや主夫が流行っています。流行でやる、というよりそういう時代になったということでしょうか。
●(2)子どものために最適を考えた
次に、酒屋へ婿養子に入ったBさんの話を伺いましょう。Bさんはもともと小さな広告代理店の営業をしていたそうです。営業でよくお酒を飲みに行くBさんは、色々ないいお酒も飲ませてもらっていたそう。そのとき付き合っていた今の奥さんに子どもができて結婚することになり、その先の人生を考え出したそうです。
『子どものことを考えたら、今の忙しい営業は良くないかなと思って。毎日酒飲んで深夜に帰宅じゃ、家族なんて必要ないし。義父さんに、「酒を飲んでばかりいるより、作ってみたらどうだ」と言われて営業を辞め、婿養子に。もともと営業は好きじゃなかったし。今は充実してる』
楽しそうでした。それはもう、羨ましくなるくらい。子どもが好きで、家庭のほうが大事というBさんは、酒を作って店番して、子どもと一緒に外で働く奥さんの晩ご飯を作るのが日課だそうです。子どもや家庭を優先する男性なら、家業を継いでくれるのかも。また、バリバリ働いているように見える男性も、実は違う生活を望んでいるかもしれません。
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あなたに大好きな人ができたら、自分の気持ちを話してみてください。ただ、ある程度相手に社会経験が無いと、先の人生を考えるに至らないかもしれないので、タイミングはよく考えて。
●ライター/玉恵(ダメンズ専門家)