恋した男性がイケメン過ぎたとき、諦める方が賢明か？

　

私のせいではないはずなのに、仕事でのアクシデントについて叱責された日。
強烈なダメージを癒すために訪れたバーで、見知らぬ男性からカクテルを奢ってもらいました。

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それをきっかけに一夜を過ごしました。

■アクシデントの被害

仕事をしていたその日は、とっても嫌なことがありました。
勤めていた会社でアクシデントが発生したのです。
その原因は準備不足からでした。
事前に予想できるようなアクシデント回避の行動を怠っていたのです。
担当者はクライアントから激しくクレームをつけられました。
私は直属の上司から担当者のアシストをするように言い渡されていました。
受け持ったのは確認作業でした。
担当者がおざなりだったので、ちょっと危惧していました。
心配が的中したのです。
それは私のせいではないはずです。
なのに、まるで私に不手際があったかのような扱いを受けたのです。
口論になりました。
埒が明かないので謝罪しました。
でも退社した後も怒りが収まらず燻っていました。
行きつけのバーに立ち寄ることにしました。

■イケメンが奢ってくれた

ひとりで静かにクールダウンするつもりでした。
カウンターに座って一杯目のカクテルを飲み終えると、頼んでもいない二杯目が差し出されました。
マスターに尋ねると、離れた席にいた男性からの奢りでした。
目線があって会釈してグラスに口をつけました。
相席を申し込まれて、どうぞと答えました。
近くで見ると結構イケメンです。
ちょっと世間話をするだけのつもりでした。
でも会社での不満を押さえ切れず、ついつい愚痴を漏らしていました。
気がつけば閉店時間です。
話を切り上げることができず、誘われるままにホテルの門をくぐっていました。

■諦めた恋

まさか今夜、こんなことになるとは予想外でした。
出会ったばかりの人とこんな風に一夜を共にするなんて思ってもいなかったです。
断らずについて来てしまった大胆な自分の行動に戸惑いました。
驚きも大きかったです。
自分ひとりでは立ち直れないくらい、会社で叱責されて強烈なダメージを受けたせいもあったのでしょう。
この先も悩まされ続けるのか、と考えるのが嫌だったこともあると思います。
その男性とは面識がなく、しがらみもないので思いっ切り不満を話すことができました。
理不尽な言動からのストレスを発散できたのでよかったです。
その男性に恋してしまいました。
でも私には勿体無いほどのイケメンだったので、一晩だけの幸運と諦めました。