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浮気性でモラハラのダメンズに愛されたい37歳女の闇――知られざる女の真実Part16
ビジネスであれ、友情であれ、恋人とであれ、他人とパートナーシップを結ぶ場合、そこには「信頼」が必要とされます。そして、その中でも、恋愛の絡んだ相手とのパートナーシップにおける「信頼」には「互いに浮気をしない」という条件が当たり前に含まれていると、多くの女性は考えていると思います。しかし、その「信頼」が、パートナーの浮気によって崩れた時、どのような行動を取ればいいのか……今回ご登場いただくのは、「浮気する男」と幾度も付き合ってきたという女性です。
【浮気する男とばかり付き合ってしまうD子さん(37歳・化粧品会社勤務)】
D子:わたし、なんでかいつも、付き合った男に浮気されるんです。前に付き合ってた男も、浮気が原因で別れたんですが……。
――どうやって気が付いたんでしょうか。
D子:iPhoneってLINEのメッセージを受信すると、画面がロックされてても、ポップアップが出るじゃないですか。で、ある時からポップアップが出ない設定に代わってて。「あっ、これは、怪しい」と思ってこっそり覗いたら、やっぱりそうで。
――えっ、携帯チェックとか普通にするんですか?
D子:いや、いつもするわけじゃないんですよ。だって、そのひとつ前に付き合っていた人は、「全体に浮気しないだろうな」って男だったんで、携帯も一度も見てない。携帯チェックするのが日課とか、決してそういうわけではなく「怪しいな」って素振りがあるから見るわけです。で、実際に見ると、想像通りにクロっていう。ちなみに前の男は、今まで4回見て、4回ともクロだった(苦笑)。
■元カレが風俗の女のコにエロ画像を送らせてた
――4回目の浮気が発覚して、ようやく別れた、と。それもずいぶん辛抱強い話ですが、そもそも、人の携帯を見るってことに、抵抗とかはないですか?
D子:怪しいから、見るわけであって、怪しくなければ見ないので、そこはまぁ……。ただ、男の携帯電話なんて見ても、ロクなことがないって、わかってもいるんです。だから、よっぽど怪しくないと見ないですよ。
前の彼氏にしたって、最初に見ちゃったのは、向こうがLINEで画像を人に送りたいっていうんで、スマホをいじっていたわけです。で、「このやり方でいいの?」ってわたしに確認してきて、口で教えるのもまどろっこしいから受け取って「ここをこうして……」といじっているうちに、フォルダの他の画像が出てきて、そこに見ちゃいけない画像が……。
――ああ。そういう事故ってありそうですね。どんな画像があったんですか?
D子:女のコの画像だったんですが、それがエロいんですよ。しかも、自撮りっぽいエロい画像ばっかり。「何なの、これ」と問い詰めたんですが、どうやら風俗嬢らしくて、お店に行った時にLINEを交換して、で、その女のコにせがんで、エロい画像とかを送らせてるわけですよ。
――ああ、それはキツい!
D子:で、その時は「もう二度と風俗には行かない」って約束で許したんですが、また、しばらくして、なんかおかしいなって思ったことがあって。今度出てきたのは、浮気の女との「生理きたよ」「ビビらせんなよー」っていうやりとりで。「浮気相手とセックスする時はコンドームをつけろよ!」って思いましたけど。
■男の浮気の証拠なんて、ゴロゴロ出てきます
――いやいやいや、そういう問題ではない(笑)。しかし、男の携帯って、そんなものが出てくるんですか? 怖い……まさにパンドラの箱ですね。
D子:ちなみにずっと前に、5年くらい付き合った男がいたんですが、なんか態度があやしいから「携帯を見せて」って言ったら、部屋の隅に置いてあったのを、ビーチフラッグみたいにダッシュで取りにいって、で、次の瞬間にバキッと折られたこともありました。当時はまだ、携帯が6 万とかした時代で。だから絶対にそれもクロだって確信してます。こうやって見ずともクロだと判断できることもある(苦笑)。あと、携帯以外でも、探す気になれば、男の浮気の証拠なんて、ゴロゴロ出てきますよ。
――例えば?
D子:ツイッターとか。浮気相手の女って、自分の存在を主張したいからか、なんでか画像をあげるんですよね。彼の家で撮ったミニスカメイドのコスプレ画像とか、あと、寝てる彼の背中とかもアップされてたな……。あとは位置ゲーとかでも把握できます。「なんで昨日の深夜に大宮にいるの?」とか、絶対に怪しいじゃないですか。男って本当に脇がガラガラなんですよ。
――すごい調査能力ですね。
D子:前に、スマホのアプリで「部屋を調べて浮気の証拠をつかむゲーム」っていうのがあって、それがちょっと仲間内で流行したんですが、あっさりクリアーしたのは、わたしとゲーマーの女性だけだったんですが、でも、これって簡単でとにかく男が嫌がるところを探せばいいんです。嫌がるのは、そこにやましいものが隠してあるからであって。
■与えてくれない人からの愛情が欲しい「愛情の過食症」
――なるほど。それは、覚えておくと便利なテクニックかもしれませんね……しかし、そもそも、なんで、そんな浮気者とばっかり付き合うんですか?
D子:うーん、基本的にダメンズ好きっていうか……モラハラみたいなのをしてくる男も多いし。どんなに寒い時でも、自分が「嫌いだから」っていう理由で、絶対に暖房をつけさせてくれない上に、その寒い部屋で「俺が仕事から帰ってくるのを待ってろ」っていう男とか、あと、気に入らないことがあると、「はーっ」って溜息をつく人とか、目が合った瞬間に露骨に目をそらす人とか。
――浮気はするし、モラハラ。正直、ないなって思うんですが、そんな男性と好きになってしまい、さらに酷いことをされても別れられない理由ってなんだと思います?
D子:わたし、たぶん愛情に意地汚いんです。愛情が粗食の人ってすぐに別れられるのに、わたしの場合は愛情の過食症なので、「もっともっと」ってなっちゃう。しかも、くれない人からの愛情が欲しい。そんなの、幸せになれるわけないですよね(苦笑)。
“愛”とは目に見えないもの。ゆえに、相手の“愛”に不信感がある場合、その態度や言動、費やす金銭や、使ってくれる時間の多寡などで、つい秤に掛けてしまうことがあります。中でも「愛情の過食症」の場合は、簡単には満足することができずに、もっとわかりやすく、はっきりとした形で自分を満たしてくれる愛を求めてしまう……そんな女性にとっては「浮気する男が“わたしのために”浮気を堪えてくれる」というのが、ひとつのわかりやすい愛のかたちなのかもしれません。しかし問題は、浮気癖のある男も男で、ひとりの女では満足できないという「愛情の過食症」にあること。近頃、周りを見回しても非常に多く見られる、この「愛情の過食症」を患った男女。いったいどうすれば、この病を飼い馴らすことができるのでしょうか。(大泉りか)