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海外旅行で要注意?世界のありえない「変な法律」10個【前編】

海外旅行で要注意?世界のありえない「変な法律」10個【前編】

 

海外旅行中に、風習や法律が日本と全く異なるために戸惑った経験はありませんか?

風習の勘違いなら、ちょっと恥ずかしい思いをするだけで済みますが、法律の場合は、ヘタすると逮捕されるおそれがあります。大変です。

そこで、当記事では、海外サイト『WEIRDLY ODD』から、世界の変な法律10個を紹介します。今回はまずそのうちの5つを見ていきましょう。

 

■1:チューイングガム禁止(シンガポール)

シンガポールではチューイングガムが禁止されています。これは公共施設においてチューイングガムの清掃は困難で高コストであることが判明したために導入されたもの。

特に、地下鉄のドアにはさまって運行を止めた事故は、ルール導入を強く後押ししました。

街の美化のためにも、チューイングガム禁止というのはいいアイデアかもしれませんね。ただし、ガム好きの人はシンガポール旅行の際にうっかり持ち込まないようにくれぐれも気を付けて!

 

■2:自動車のヘッドライトは終日点灯(デンマーク)

デンマークでは常にヘッドライトをつけて運転しなければいけません。夜だけではありません。昼もです。従わなければ100ドル以下の罰金に処せられます。

この法律のおかげでデンマークでは交通事故が減ったそうです。昼は関係ないだろ……とツッコミたいところですが、一定の効果はあるのかもしれません。

 

■3:カンニングすれば投獄(バングラデシュ)

バングラデシュでは、15歳以上の生徒がカンニングをすると投獄される恐れがあります。毎年バングラデシュ政府は、テレビや出版物を通じて反カンニングキャンペーンを行ったり、強力なカンニング対策を講じたりしているとのこと。

日本でも昨年、大学入試で携帯電話を用いたカンニングが発覚し、騒動になりましたね。バングラデシュだと学校の定期テストでもアウト。「不正は絶対に許さない」という徹底した教育方針がうかがわれます。

 

■4:染めヒヨコ禁止(米オハイオ州)

オハイオ州法では、ウサギやヒヨコ、ガチョウなどの小動物の毛を染めるのが禁じられています。また毛を染めた小動物を売ったり譲ったりするのも禁止です。

動物愛護精神の現れですね。日本でも、たまにプードルなどを染色しているのを見かけますが、ああいうのもアウトなのでしょうか?

 

■5:小銭の使用制限(カナダ)

カナダで85年に制定された貨幣法では、代金の支払いに大量過ぎる小銭を使うことを禁じています。特に10ドル以上の支払いでは、硬貨のみで支払うことができません。

比較的高額な1ドルコインの使用も制限されており、店のオーナーは、小銭ばかりの支払いを拒否する権利を持っています。

日本だとラーメン店で“1万円札禁止”というルールのお店がありますが、その逆バージョンですね。たしかに、小銭ばかりでジャラジャラ支払いされるのも、場合によっては煩わしいかもしれません。

カナダに行ったら、お札で支払いして「釣りはいらねえよ」が決め台詞。これで、誰からも文句を言われることはないでしょう。

 

まずは、世界の変な法律を5つ紹介しましたがいかがでしたか? 次回は残りの5つをお届けします。

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