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生理が止まったままの人に警告!実は放置すると超危険
突然ですが、あなたは毎月決まった周期で生理が来ていますか?
みなさんの中には、ダイエットや仕事のストレスが原因で、生理が来ないという方もいるのではないでしょうか?
そして、そんな状況を「生理がないけど、妊娠の心配はないし、生理なんて無い方が楽でいい」なんて、軽く考えていませんか?
産婦人科医の対馬ルリ子氏総監修による『生理(月経)のトラブルがつらいときの本』によると、妊娠の可能性が無いのに90日以上月経がないなら、それは“無月経”といい、女性の体にとって非常に危険な状態のようです。
今回は、女性が知っておくべき、無月経の危険性についてご紹介したいと思います。
■無月経の危険性
(1)妊娠できなくなる
前述の対馬氏が監修した書籍の中で、90日以上生理が無い“無月経”について、排卵が起こっておらず、
「卵巣機能が完全に休眠状態に入っている」
と説明しています。卵巣が働いていないのですから、妊娠が難しいかもしれないというのは想像できますよね。
たとえ今、妊娠を希望していなくても、無月経を放っておくことで、子どもが欲しいと思った時に、排卵しにくい体になってしまうかもしれません。
妊娠を望んだ時に、放っておいたことを後悔する事態にならないとも限りません。
(2)更年期のような症状が出る
さらに、卵巣がお休みしてしまうと、女性ホルモンの分泌にも影響が出るため、“だるさ・疲れ、肌荒れ、頭痛、物忘れ”といった、更年期のような症状が出てくる場合もあるのだそうです。
生理前や生理中に、体の調子が悪くなった経験がある人も多いと思いますが、無月経がからだに不調を来すと知っている人は少ないのではないでしょうか。
生理が来ないことを“楽でいい”なんて、喜んでいられませんよね! 無月経の体への影響は、上記の不調だけではありません。
「とくに欠陥や粘膜はしなやかさが失われていくため、老化がはやまっていく」
このような危険もあるのです。
“老化”なんて、自分にはまだ関係ないと思っていませんか? もしもあなたが無月経ならば、体の老化を進めてしまっていると言えるのです。老化は、遠い将来に待ち受ける現象ではありません!
■無月経は治療で治る?
ただし、安心してください。無月経は
「卵巣が老化したわけではなく、休止しているだけなので、治療によって働きを戻すことができる」
そうです。とはいえ、半年間無月経だとすると、その2倍、治療に時間がかかることもあるそうなので、生理がこないと気づいたら、すぐに病院に行く必要がありそうです。
産婦人科を利用したことのない人にとっては、一歩踏み出す勇気が必要かもしれませんが、上記の通り、無月経が体にいいわけがないので、早々に治療を始めるべきだとわかりますよね。
いかがでしたか?
生理がこないことを軽く考えるのは、非常に危険です。自分の体ですから、自らが進んでケアしていきましょう!