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メキシコ世界遺産巡りの旅 (5) 「辛い! でも旨い!!」
「メキシコに取材に行く」という話を周囲にすると、決まって「テキーラ! テキーラ!!」、「いいなー! 本場のタコス」とたくさんの人に言われた。みんなメキシコの食べ物と言えばコレ!!ということをよくわかっているのだと少々驚き。ということで、今回はメキシコの食について触れていこうと思う。
市場の様子
まずは皆さんご存知のタコス。トウモロコシの粉末をベースにして焼いたトルティーヤに、野菜や肉を挟んだ料理である。日本ではトッピングというとチーズくらいだと思うが、メキシコではやはりバラエティ豊か。ハラペーニョやオリーブ、ライムなどがトッピング用として供される。寿司店で言うところのガリの様に、お代わりをしても無料。こういうちょっとした心遣いがうれしいのよねぇ~。
そして、タコスの横には、サボテンが添えられていることが多い。「えっ!?サボテン??」と驚く読者の方もいるだろうが、これが、非常においしい。芽カブのように粘りがあり、少し酸味を感じる。食感はアロエのよう。「アロエを炒めてネバネバさせた感じ」という私の例えは皆さんに伝わるであろうか……。
日本のタコスはピリ辛といった程度だが、さすが本場のタコスはどの店で食べても、とにかく辛かった。実は私、辛いものが苦手なのだが、「辛い! でも旨い!!」と叫びながらタコスを食べた後はサボテンで一休み。辛さが落ち着いたところで、タコスを頬張る……といった繰り返しで、気がついたらお皿が空っぽだった。
タコスとサボテンの炒め物
トルティーヤはタコスにだけ使われるわけではない。トマトスープの具材としても使われる。トルティーヤを揚げてから用いるのだが、この一品はメキシコ料理の代表格なのだという。私が訪れた店では、他にズッキーニとズッキーニの花が具材として使われていた。他に、豆料理が豊富だったことも特筆すべき点。煮豆をペースト状にして味を付け、タコスの具材に用いたり、ペーストをだしでのばし、スープ料理にアレンジする場合もある。もちろん、茹でた豆をサラダに仕上げるシンプル料理もあり。日本でも豆はヘルシー食材として注目を集めている。メキシコ並みに豆料理の種類があれば、健康食材をおいしく、飽きずに食べられるのに……と思った。
揚げたトルティーヤ入りのトマトスープ
そしていよいよメインディッシュ。私が食べたのは、マッシュルームを白身魚で包んで焼いた魚料理や、鶏モモ肉をデミグラスソースで煮込んだ肉料理など(下の写真参照)。最初にタコスを紹介したので辛い料理ばかりかと思われるかもしれないが、そんなことはない。メキシコ滞在中、様々な料理を楽しみ、味も見た目の点でも大満足だった。
魚料理。中にはマッシュルームが
鶏を使った肉料理
そして、そんな楽しい食卓に花を添えてくれるのがテキーラ!!高級店では、テキーラにトマトジュースやオレンジ、塩、ライムなどが添えられている。テキーラとの様々な組み合わせが楽しめ、非常に旨い……と言いたいところだが、旅の疲れからか胃腸の調子が悪く、テキーラは泣く泣く断念せざるを得なかった。味をレポートできないのが申し訳ない……。
組み合わせが楽しいテキーラ
さて、いよいよ次回は最終回。世界遺産を含むメキシコのアートスポットを紹介!!