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富山市がコンパクトシティ先進都市として紹介。パリの国際会議に市長が参加
富山市は、経済協力開発機構(OECD)がとりまとめた「コンパクトシティ報告書」において、コンパクトシティの先進都市として紹介されている世界5都市のうちの1つに取り上げられたことを発表した。それを受けて6月13日からパリで開催する「OECDコンパクトシティ報告書出版記念イベント」に富山市長が出席する。
OECDでは、地球温暖化対策と持続可能な経済成長を統合した新しい成長を追及する「グリーン成長戦略」の中で「コンパクトシティ政策」を重要な要素として位置づけているという。同機構がこのほど発表した「コンパクトシティ報告書」報告書は平成21年から3ヵ年にわたり世界の先進的なコンパクトシティの取組などを調査し、取りまとめたもの。その中で「コンパクトなまちづくり」を進める富山市がコンパクトシティの先進都市として紹介されている。
富山市のセントラム
同報告書では、「コンパクトシティ先進都市」として、富山市(日本)のほか、メルボルン(オーストラリア)、バンクーバー(カナダ)、パリ(フランス)、ポートランド(アメリカ)が取り上げられている。
また、同機構は「コンパクトシティ報告書」の出版を記念し、6月13日からフランス・パリで国際会議を開催。森・富山市長が招待を受けて出席する。OECD加盟国等が参加するこの会議において、市長が「コンパクトシティ戦略による富山型都市経営の構築」と題し、同市がこれまで取り組んできた「コンパクトなまちづくり」による効率的な都市経営について事例紹介し、その後のパネルディスカッションにも参加するという。
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