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日帰りで楽しむロンドン郊外の街 (3) 歴史的な建築物と緑がハーモニーを奏でる学園都市

日帰りで楽しむロンドン郊外の街 (3) 歴史的な建築物と緑がハーモニーを奏でる学園都市  

 ロンドンから北へ約80km、電車で約1時間のところに位置するケンブリッジは、言わずと知れた世界で最も有名な大学の1つ、ケンブリッジ大学を擁する学園都市です。近年ではサイエンス・パークも設立されるなど、シリコンフェンに代表される最先端のハイテク技術の開発地としても知られています。

 ケンブリッジの街並み

 ケンブリッジ大学は大小31のカレッジから成り立ち、それぞれが独立して運営されています。その歴史は古く、ローマ時代にまで遡ります。今では学問の街として有名なケンブリッジですが、もともとケム川を利用した交易の拠点として発展した街。イギリスで最初のカレッジと言われるピーター・ハウス・カレッジが創設された13世紀頃から学者や学生が集まるようになり、その後、時の王によって次々と新しいカレッジを創設。徐々に今の学園都市へと変貌していったのです。大学創設以来、物理学者ニュートンや詩人のバイロン、ワーズワースなど数々の著名人や多くのノーベル賞受賞者を輩出(その数、80人以上!)していることはあまりにも有名ですね。

 ケンブリッジの街の印象は市街を南北に流れるケム川(River Cam)を中心に豊かな緑が広がり、まるで大きな公園の中に街があるという感じです。主なカレッジの建物群がケム川沿いに立ち並び、その対岸にバックス(The Backs)と呼ばれる公園があります。私が訪れた4~5月は、一面にスイセン、スノードロップなどの花が咲き乱れていて、美しい春の光景を楽しむことができました。

 クイーンズ・ロードから眺めるバックス

 では、街のメインストリートであるキングス・パレード(King’s Parade)からケンブリッジの街を歩いていくことにしましょう。小じんまりとしたケンブリッジの街は、この通りの西側に主なカレッジ、東側に商店街という具合にこの周辺に見所がギュッと凝縮されています。

 まず、キングス・カレッジ(King’s College)の斜め前にある建物が、聖メアリー大教会(Great St. Mary’s Church)です。毎時おきに時刻を知らせる時計台の音色はロンドンのビッグ・ベンのものと同じなんですよ。このメロディーはケンブリッジで作曲され、それがウェストミンスター宮殿の時計台でも使われるようになったのですが、ビッグ・ベンが有名になりすぎてご存じない人も多いかもしれません。

 バックスからのキングス・カレッジの眺めはケンブリッジのシンボル

  キングス・パレードから見たキングス・カレッジ

 そのまま北の方へケム川渡り、今度はクイーンズ・ロード(Queen’s Road)沿いを南へ歩きます。この先に見えてくるのは、ケンブリッジ大学の美しいカレッジ群とケム川に架かる味わいのある橋たち。今回はそのいくつかをご紹介していきましょう。

 最初に見えてくるのがセント・ジョンズ・カレッジ(St. John’s College)です。新旧の校舎をつなぐ連絡橋としてかけられた「ため息の橋(Bridge of Sighs)」は ケンブリッジの名所の1つ。石造りの美しいこの橋は、橋の上部と中央の窓が付いた部分の両方を通れる構造になっています。このカレッジの代表的な卒業生には、桂冠詩人ワーズワースがいます。

 トリニティー・カレッジ(Trinity College)、クレア・カレッジ(Clare College)を過ぎ、次に見えてくるのがひときわ威容を誇るキングス・カレッジ(King’s College)です。その中でもヘンリー6世によって建てられた、ゴシック建築の礼拝堂(King’s Chapel)は必見。扇形の天井、ルーベンスの絵画、ステンドグラスなど、どれをとっても見応えがあります。また、この礼拝堂の聖歌隊(King’s College Choir)も有名で、世界中の聖歌隊の憧れの存在。合唱団や聖歌隊で歌を歌ってきた私も、一度、この聖歌隊の指導者が開く歌のワークショップに参加したことがあるのですが、その感激は今でも忘れられません。

 トリニティー・カレッジ

 トリニティー・カレッジのグレートコート

 ステンドグラスにもカレッジの紋章が

 レンガ色のクイーンズ・カレッジからケム川に架かるのが、もう1つの名所、「数学の橋(Mathematical Bridge)」です。この橋の名前は、その幾何学的なデザインに由来しているとか。かの有名なニュートンによって設計された橋であることもよく知られています。

 クイーンズ・カレッジの中庭

 クイーンズ・カレッジからケム川に架かる「数学の橋」

 そうして、シルバー・ストリート(Silver Street)に抜けると、キングス・パレードへ再び戻ります。約2万人の学生を抱える街だけあって、この界隈には書店や、飲食店、ショップなど若者の街らしいお店がいっぱい! 街の中心には食料品や古着などが売られている、肩のこらない庶民向けのマーケットがあり、多くの人たちで賑わっています。

 また、ケンブリッジの観光名物は、定番ともいうべきパント(Punts)と呼ばれる平底ボートでの川下り。ゆったりとしたケム河を船で下りながら、壮麗な歴史あるカレッジの建物や、ケム河に架かる橋の数々を鑑賞するのは、ケンブリッジの散策の中でも至福の楽しみ方ではないでしょうか。

 ケンブリッジ名物、パンティング!

 春先にはケム河のほとりで雛をかえす白鳥の姿も

 これで、ケンブリッジの紹介はほぼ全てです。何かとオックスフォードと比較されることが多いケンブリッジですが、ケンブリッジは街全体がコンパクトで、川、緑、歴史あるカレッジの建築物が上手く調和しているので、「オックスフォードよりもケンブリッジの街の雰囲気の方が好き」という人が多いようです。若者の街でありながら、落ち着いた雰囲気を醸し出しているといえるかもしれません。

 次回は、中世の香り漂う、カンタベリーの街へ出かけます。

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