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日本で唯一の鉄道会社直営車両生産工場「新津車両製作所」に潜入 (1) ハラハラドキドキの車体吊り下げクレーン実演

日本で唯一の鉄道会社直営車両生産工場「新津車両製作所」に潜入 (1) ハラハラドキドキの車体吊り下げクレーン実演 最先端の電車をつくる工場

 東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は11日、新潟・新潟市にある新津車両製作所を一般公開した。同製作所は日本で唯一で、世界でも珍しい「鉄道会社直営の車両生産工場」である。実は、ほとんどの鉄道会社は鉄道車両を自社生産することはない。鉄道会社は仕様書や設計図を作り、鉄道車両専門メーカーに発注する方式が一般的なのだ。もっとも、JRグループになる前の国鉄は車両の自社生産を行っていたし、西武鉄道も1980年まで所沢工場で車両を生産していた。しかし現在、鉄道会社直営の車両生産工場は新津車両製作所だけである。

 一般公開日の様子

 電車工場を見学できるぞ

 ちなみに鉄道車両専門メーカーにはアルナ車両、川崎重工業、近畿車輛、東急車輛製造、東芝、新潟トランシス、日本車両製造、日立製作所などがある。東急車輛は東急電鉄の系列、近畿車輛は近鉄日本鉄道の系列、日本車両製造はJR東海の関連会社になるが、すべて独立した会社だ。

 新津車両製作所の年間生産能力は約250両とのこと。広大な営業エリアを持つJR東日本なので、同所のみで新車製造を賄えるわけではない。JR東日本では同じ形式の車両を前述の鉄道車両メーカーにも発注している。同製作所で自社生産する理由は、少しでも車両調達コストを下げるため、そして自社の車両製造技術を高めるためだという。

 新津車両製作所では現在、京浜東北線用のE233系電車を製造中だ。過去には京浜東北線や南武線で活躍中の209系電車、横須賀線と総武線快速列車で活躍中のE217系電車、山手線などで活躍中のE231系電車、常磐線で活躍中のE531系電車を製造している。

 さらには、他社からの受注生産も行っている。相模鉄道の10000系電車、都営地下鉄新宿線の10-300形電車、小田急4000形電車を製造した。これらはJR東日本と東急車輛製造が共同開発したE231系の基本設計を採用しているという。E231系は首都圏の通勤型鉄道車両の標準型であり、省エネルギー、部品のリサイクル対応、最先端の運行制御システムを採用している。その設計と生産に関わった新津車両製作所は、最先端の電車工場だといえよう。

 新津製作所で作った車両たち。東急車輌の技術供与を受け、ステンレス車を作っている

車体吊り下げクレーン実演

 簡単な予習を済ませた上で、さっそく工場見学の話に移ろう。まずは機体組立工場だ。ここは新津車両製作所の中でもっとも広い建物だ。建物に入ると最初に見えるパーツは妻板だ。これは車両の前後の壁で、真ん中に貫通路の穴が開いている。続いて電車の顔とも言える運転台付近。その奥には裏返しに積まれた屋根らしきパーツ……。どれもステンレス材料を組み上げたばかりでキラキラしていた。2階の通路へと行ってみると、床や側面の窓枠も確認できた。組み立て作業の実演はなかったが、「アレとコレがくっついて箱型になるんだなあ」と想像ができる。鉄道模型の組み立てキットを実物大にした感じか。いや、それは例えが逆かもしれないけれど。

 電車の端っこが立てかけられていた

 E233系の素顔?

 手前はパンタグラフ、奥は屋根

 これは床構体と呼ばれていた

 2階通路から見渡す

 プラモデルの説明書のようだ

 この機体組立工場では、「車体クレーンの実演」が行われる。4回しか行われない貴重なイベントなので、予定の時刻には大勢の人々が見物に集まっていた。クレーンは工場の幅いっぱいの長さで梁のよう。これが2台あり、壁に設置されたレールの上を移動する。2台のクレーンにはそれぞれ、10t用と3t用の巻き上げ機が搭載されている。今回は車体の重さが約5tなので、10t用を使っていた。

 まず、巻き上げ機が黄色い門のような物体を持ち上げる。この”門”を電車の前部と後部に下ろし、車体にガッチリと固定する。固定が終ったとの合図があると、指揮者がクレーンの運転士に合図を送り、少しずつ巻き上げ機を動かして車体を持ち上げる。ゆっくりと慎重に。すると、「ほほぅ」と観客から声が。車体が持ち上ると、今度は横方向にスライド。観客席に向かってくるので、「おおおおっ」と歓声が上がる。安全を期するため、真上には来ないが、それでも迫力満点。普段は見ることのできない「電車の裏」も見え、ちょっと得した気分である。

 黄色い吊り下げ用パーツを下ろしていく

 電車を持ち上げる

 2台のクレーンがバランスを取って上げていく

 電車の裏側が見えた!

 持ち上がった電車は建物の奥へ移動し、さらに横にスライドして、2階通路の観客に近づいていく。数tの車体がぶらーんぶらーんと動いているので、落ちないとわかっていてもドキドキする。やがて電車は元の場所に戻されて、ゆっくりと降ろされる。位置をピッタリと合わせて台車にのせなくてはいけないので、持ち上げるときよりも降ろすほうが慎重。やがて前後の台車に車体がのり、黄色い”門”が元の場所に収納されて終わり。約15分間のスリリングなショータイムだった。

 今度は横方向へ移動

 2階通路から歓声が沸く

 遠くまで運ばれる

 戻す時がもっとも慎重になるという

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