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“おせっかい”も悪くない〈dot.〉
年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。
元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるために大切な習慣」。
大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!
* * *
わたしは、たぶんおせっかい。
すぐにやらなくてもいいことに首を突っ込んでしまう。
本人が望んでもいないのに、「この人を紹介してあげる」と、紹介したり、軽い気持ちで、「本を出したい」と、言われただけなのに、「こうすればいい」「ああすればいい」と、ついアドバイスをしてしまう。
ところが、このおせっかいがうまく行くこともあるから問題。
たとえば、『お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!』(サンマーク出版)が、ベストセラーになって、大活躍している中村文昭さん。
彼は、30代のころ、よくわたしのところに遊びにきていた。
「本を出したいんです。どうすればいいんですか?」
と、言った。
おせっかいなわたしは、
「原稿を書いてきたら出版社を紹介するよ」
と、答えた。
彼は、嬉しそうに書いてきた。
さらに、その原稿を渡した出版社の担当者が、彼を気に入って彼の本ができた。
そして、ベストセラー。
「ほんま、大谷さんに感謝しています」
そう言われたら、めちゃめちゃ嬉しい。
だから、ついおせっかいしてしまう。
といっても、いつもうまく行くとはかぎらない。
「本人のため」と、思ってもはずすことだってしょっちゅう。タレントのマネージャーをやっている時もそうだったけれど、講師メンバーも同じ。
「安くてもいいから、講演できるならどこでも行きます。伝えたいことがあるんです」
と、熱く言われて、必死でおせっかいして仕事を入れていると、
「こんなんじゃ体がもたないです」
と、文句を言われることもいっぱい。
それでもこんなケースは、まだまし。
おせっかいしても相手の期待に応えられないことだってある。
良かれと紹介した2人が上手く行かないことだってある。
特にビジネスなど、
「うまく行くかどうかわからないけれど、会ってみますか?」
と、断っているけれど、期待が大きければ大きいほど恨まれることもたくさんある。…