九州・沖縄などで夏日、都心でも２１度まで気温上昇

　

　
　　１７日は突然、コートがいらない日になりました。東京では２０度を超え、九州や沖縄では２５度を上回る「夏日」を記録しました。
　　春の訪れを告げる、ヒバリのさえずり・・・。朝から穏やかに晴れた熊本県の阿蘇中岳では、「雲海」と呼ばれる幻想的な風景が広がりました。
　
　　「最高です。きれい。感動しました」（女性）
　
　　ぽかぽか陽気となった、１７日の日本列島。朝から気温はグングンと上昇し、全国各地で２０度を上回る春本番の陽気となりました。
　
　　“ゲゲゲの鬼太郎のまち”で知られる、鳥取県境港市で飛ぶように売れたのがソフトクリーム。
　
　　「山陰で寒いと思ったからたくさん着てきたのに、汗が出ます。ソフトクリームが超おいしい」（観光客）
　　「暑かったけど、ジャンパー持ってきたけどいらなかったね」（観光客）
　
　　強い日差しに我慢できないのは、動物も同じ。愛媛県の動物園では、カリフォルニアアシカのチャンスくんが気持ちよさそうに水遊び。
　　一方、こちらは青い海と白い砂浜。沖縄のビーチは３月なのに、もう夏本番といった光景。
　
　　「沖縄めっちゃきれいですね」（観光客）
　　「超きれい」（観光客）
　　「全然違います」（観光客）
　　「泳げないですね。水着持ってきていないので。まだ寒いかなと思って」（観光客）
　
　　沖縄のほかにも、九州各地で最高気温が２５度を超える「夏日」となりました。関東各地でも午後に入って気温が２０度を上回りコートや上着を脱いで歩く人の姿が。
　
　　「ちょっと寒いかなと思って、厚着してきたら痛い目見ました」（男性）
　　「すごく暖かいですね。春本番といった陽気で、上着をさっそく脱いでしまいました」（女性）
　
　　群馬県前橋市も汗ばむほどの日差し。公園でトランプをして遊ぶ若者たちの中には、半袖姿の人も。子どもも、こまめに水分補給をしていました。
　
　　山梨県甲府市の川沿いを鮮やかに彩るのは、５分咲きを迎えたシダレザクラ。桜といえば、福岡では１７日が県立高校の合格発表。一足早い“サクラサク”の知らせが届きました。
　
　　「受かりました。うれしいです。今はそれしかない」（合格者）
　　「人生で一番頑張りました。勉強もついていくのが精いっぱいなので、しっかり予習をして頑張りたい」（合格者）
　
　　いよいよ間近に迫った桜のシーズン。ソメイヨシノの開花が全国で最も早いのは高知で、今週金曜日の３月２０日、東京は来週月曜日の３月２３日と予想されています。“サクラサク”の知らせまであと少し。春の陽気に誘われてお出かけしてみませんか？（17日17:31）