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ただの“のんべえ”は恋愛対象外! 男子のハートをつかむ“日本酒美人”の飲み方作法

ただの“のんべえ”は恋愛対象外! 男子のハートをつかむ“日本酒美人”の飲み方作法

 

いま、日本酒女子が急増中。1人で気ままに飲んだり、女子会でお酒好き女子たちとワイワイ楽しむのもいいけれど、せっかくなら素敵な男性と大人っぽく、しっぽり飲みたいですよね。そのためにマスターしたいのが、色香漂う“日本酒美人”になれちゃう美しい日本酒の飲み方。ぜひこれで彼を惑わせて!

●イケてる日本酒女子は、注文の仕方から違う!?

“美しい日本酒の飲み方”とは、飲むその瞬間の仕草だけを指すのではありません。モテを意識するなら、注文するときからゴングは鳴っているのです。

まず、最初の乾杯からいきなり「私、日本酒! いま超ハマってるの~。この間なんて1人で1升飲んじゃった」なんていうのは言語道断。日本酒が好きというと「飲兵衛(のんべえ)」というイメージになり、イコール「豪快女子」と誤解されかねません。まずは周りの空気を読むことが大事です。

2人きりなら相手の、団体なら全体のオーダーを見て、最初の1杯は周りに合わせて。場が温まっててきた頃に「私、次は日本酒にしようかな」くらいのさりげなさが◎。

とくに、あまりお酒を飲むイメージがない人の場合、「えっ、日本酒を飲むの?」と、そのギャップに男性はドキッとしてしまいます。また、男性が「オレは日本酒にしようかな」と言ったときに、「私も飲みたいな! 一緒に頼んでいい?」などと便乗するのも、可愛らしい印象に。そこから「普段どんなお酒を飲んでるの?」などと話を膨らませることもできます。

●艶っぽい所作と“さしつさされつ”に男性は弱い

さて、こうやってオーダーした日本酒。徳利で出てきたらラッキーです。お互いに徳利を傾けながら“さしつさされつ”というのは、男性にとってはグっとくる嬉しいシチュエーション。もちろん手酌はいけません。

相手の盃にお酒を注ぐときは、右手の甲を上にして徳利の中央部をしっかり持ち、左手を徳利の下に軽く添えましょう。そして、はじめは少しずつ、だんだん注ぎ込む量を増やしていき、最後は再び量を減らして盃の8分目くらいまでお酒が入ったら注ぎ終わります。

要は、ドバっと注ぎ込まないということ。ゆっくりとした落ち着いた所作は、女性らしい艶っぽさを醸し出すのに必要不可欠です。

テーブルに置かれたままの盃に注ぐのはマナー違反になりますから、相手に一声かけて、盃を手に持ってもらってから注ぎましょう。自分がお酌を受けるときは、右手で盃を持ち左手を軽く添えて、盃を相手の方に少し傾けて。注いでもらったら、少し口をつけてからテーブルに置きます。

飲むときも、左手を軽く盃に添えて。一気に飲み干さず、何度かに分けて飲み切りましょう。

●飲み過ぎや“うんちく”は女を下げるNG行為

こうしてお酌を交わしながら語り合う、会話の内容も美しさの1つ。

ぐでんぐでんに泥酔してしまうなんて、もってのほかです。つい飲み過ぎてしまうという人は、料理を食べながら飲むように意識したり、ときどきお水を飲むようにしましょう。ウイスキーにおけるチェイサーのように、日本酒の合間に飲むお水を「和らぎ水(やわらぎみず)」といい、酔いを穏やかにしてくれます。

また、日本酒に詳しいからといって、その知識をひけらかすのはNG。相手の男性が日本酒に詳しいほど語られるよりは語りたいものですし、高いお酒、希少なお酒を飲み慣れていると思われると敬遠される場合もあります。

自分が話すよりは聞き上手を目指しましょう。ゆるやかに盃を傾けながら話を聞いてくれるあなたの姿に、きっと男性は色気を感じるはず。

お花見や歓迎会など、お酒の機会が増えるこの季節。日本酒と上手に付き合って、女っぷりを上げたいですね。

<文/市川裕子>

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