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墜落機名簿に邦人2人=安倍首相「安否確認中」-ブラックボックス発見・仏南東部
24日、フランス南東部セーヌレザルプで、旅客機墜落について記者会見するカズヌーブ仏内相(中央)、シュタインマイヤー独外相(右端)ら(EPA=時事)
【デュッセルドルフ(ドイツ西部)時事】フランス南東部で起きたドイツの旅客機墜落で、外務省は25日、永田敏さんと佐藤淳一さんの日本人2人の名前が搭乗者リストに記載されていたと発表した。永田さんは60歳代、佐藤さんは40歳代で、ともにドイツ西部デュッセルドルフ在住という。
〔写真特集〕ドイツ旅客機 墜落~仏アルプスで~
安倍晋三首相は25日午前、「現在安否を確認中だ。確認を急ぎたい」と述べた。「大きな惨事であり、犠牲となった方々に心から哀悼の意を表したい」とも語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
関係者によると、佐藤淳一さん(42)は北海道出身。機械商社「西華産業」(東京都)社員で、2009年4月からドイツ企業に出向している。
一方、AFP通信などによると、カズヌーブ仏内相は24日、墜落機のブラックボックスが見つかったことを明らかにした。今後、墜落原因の調査が本格化する。現場はアルプス地域の険しい山岳地帯で、生存が絶望視される乗客乗員150人の捜索は難航が予想され、少なくとも数日を要する見込みだ。
墜落現場の映像によると、急峻(きゅうしゅん)な山肌の広範囲にわたって機体の残骸が散らばっている。上空から確認した地元選出議員はツイッターに「悲惨な光景だ。がれきと遺体以外には何もなかった。飛行機は完全に破壊されていた」と記した。
墜落が起きた24日午前は、航路周辺に雲はなく天候は穏やかで、気象条件がトラブルの原因になった可能性は低いとみられている。旅客機を運航していた格安航空会社ジャーマンウィングスの親会社ルフトハンザ航空幹部は記者団に「事故と考えている。それ以外(の可能性)は臆測と言うべきだ」と指摘。米当局者も今のところテロとの関連を示す情報はないと述べた。