暫定予算５．７兆円を閣議決定、国会に提出

　

　
　　来年度予算の成立が４月にずれ込むことに伴って、政府は２７日朝の閣議で４月１日から１１日間の暫定予算案を決定し、国会に提出しました。
　　２７日に国会に提出された暫定予算案は、４月１日から１１日までの１１日間が対象で、一般会計の総額は５兆７５９３億円です。当初予算が成立するまで国民生活に支障が出ないよう最小限の経費を賄うもので、年金などの社会保障関係費におよそ２兆１０００億円、地方自治体向けの交付税におよそ３兆円を計上しています。
　
　　暫定予算が編成されるのは２年ぶりのことで、３０日に成立する見通しです。（27日14:20）