海難事故、１４年間で最少＝犠牲者は増加、外国船影響か―海保

　

　

　　海上保安庁は１８日、２０１４年の海難事故の発生状況を公表した。事故を起こした船は２１５８隻で、前年より１４８隻減少。現在の手法で統計を取り始めた２００１年以降、最少になった。事故が多い海域で重点的に対策を実施したことに加え、夏場の天候が悪く、レジャー目的の船が少なかった影響とみられる。

　　一方で死者・行方不明者は前年比１６人増の１００人。日本の周辺海域で中国漁船の事故が４件起きて計２３人が死亡、不明になるなど、外国船の犠牲者が増えたという。